そろそろ精神的にも肉体的にもお仕事モードに戻し、忌まわしい趣味と決別すべく、北海道埋蔵文化財センターに縄文時代後期の土器を見に行く。プリンス、中学生の頃考古学者になりたかった。学生時代はサークルに一時属し、旧石器から中世寺院まで穴を掘っていたこともある。縄文時代の土器で美しいと思うのは中期の火焔式土器と晩期の亀ケ岡式土器だが、後期の注口土器(やかんみたいなもの)も中々味がある。特に今日見た水銀朱で彩られた八雲町出土の赤彩色注口土器はことのほか美しかった。