生徒会の日常(ネタバレあり)

4829133287 生徒会の日常 碧陽学園生徒会黙示録1

葵 せきな
ファンタジア文庫
2008-09

短編集というか(本編が短編集だしな)番外編?

生徒会のメンバーが生徒会室ではなく、プライベートな話が書かれた本。

というか……こんなに早く二年B組の一存が本に収録されるなんて思ってなかったよ~。
収録もされないかもしれないと思って付録である2Bを読むためにドラゴンマガジンを購入したというのに……。いや、購入したからこそ、生徒会の二心を普通以上に楽しめたのだけど……。

別にね、腐女子じゃないんだけど(前置き)。
真冬ちゃんの創作に出てくる中目黒くんが気になっていた訳ですよ。その中目黒くんが創作ではなく、実物として(生徒会の物語の中のね)転校してくるというじゃないですか。これは読みたくなるよね。
実際、2Bには中目黒くんだけでなく、スペース姉弟という強力なキャラがいたり。杉崎と深夏の普段の様子が見られたりとうはうはな感じですた。

杉崎の過去話が再びあって、飛鳥と林檎が出てくるのだけど、前に読んだ時の飛鳥の設定を読み間違えていたんだろうか?
あんな変な(これもツンデレ?)キャラだったとは……。
で、林檎は天然だったとは……。
あまり深く読んでいなかったようだ。。。

杉崎が熱でお休みだった話、あれも面白かった。話自体はいつもの生徒会室でのことなのだけど。杉崎が置いていった「雑務カバン」に入っていた物がとんでもないものばかりだったので話が展開する。
本当にそんなおとをしていたらすごすぎるよ、杉崎。いったいいくつ体があるのやら(w

生徒会室で会話しているいつものシリーズより実はこっちの方が好きだったり。
新しいキャラが出てくると話の幅が広がる気がするし。
2Bでアレだったら、他のクラスや学年にもいっぱいおかしな人がいそうだ。
真冬ちゃんの普段の生活が見てみたい気がする。男子と女子とでは受けている印象がまったく違うとか。あ、でも、友達がいないんだったっけか……。

Posted by: seed | 10-12-2008 | 01:10 PM
Posted in: ファンタジア文庫 | 読書 | Comments (0)