「職人芸」はなぜ消えたのか?
「シャドー」計画に対して消極的な態度を示して、自社のダービー工場を拡張することで軍拡時代初期の増産要求に対応したロールスロイスは「ケストレル」に代わる新鋭発動機「マーリン」の量産で壁に突き当たってしまいます。「マーリン […]
3月 19, 2008
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ミッチェルの空軍論
世界大戦後に流行した航空主兵論、空軍独立論の中でドーウェと並び称されて広く知られているのに実はまったく読まれないのがミッチェルです。軍事における飛行機の潜在的能力を強調して空軍独立を説き、飛行機で軍艦を爆撃してみせたら […]
3月 18, 2008
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ブリストルの場合
1920年代のイギリスで軍用航空発動機のトップメーカーはネピアでしたが、民需の航空発動機市場を握っていたのはブリストルです。ロールスロイスが「ケストレル」のヒットによって巻き返したことで1930年代の軍用航空発動機市場は […]
3月 18, 2008
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ロールスロイスの事情
世界大戦後の1920年代、イギリスの航空発動機メーカーといえばネピアでした。ロールスロイスは1925年頃までは軍用航空発動機市場で25%のシェアを持っていましたが、徐々に後退し、1929年には11%まで落ち込んでしまいま […]
3月 17, 2008
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職人の領分
日本の航空発動機についてその製造工程などを形容して「職人芸」という言葉がよく使われます。私などは昨今の懐古趣味的風潮から「これは誉め言葉なのだろう」とばかり思っていましたが、どうも批判的に使われているようです。ふだん「人 […]
3月 16, 2008
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月光
月光と聞けば正気を疑いたくなるような遠隔操作式動力銃塔と次々と追加される海軍の過大な要求によって潰れた十三試双発陸戦を偵察機に爆撃機に観測機(これはさすがにW先生の間違い)に転用を試みつつ、結局応急夜戦として結果的に成 […]
3月 13, 2008
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エアコブラの何処が気に入ったのか
1942年夏、ドイツ軍の夏季攻勢に押される南部戦線で「一歩も下がるな!」との無茶苦茶なスターリン命令第227号を受けて苦戦するYaK-1装備の第216戦闘機師団はソ連空軍で初めてP-39を受領することになります。8月末か […]
3月 8, 2008
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新装開店
某所のコンテンツを移動させて、なんとなく始まりましたが、ここの使い方がどうもよくわかりません。ろくに説明も読まずにひたすら前進しております。
3月 7, 2008
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クルスクでの失敗
クルスクの航空戦は両軍とも長い準備期間を経て戦い始めた割には出来の悪い戦いでした。 たとえばドイツ空軍は攻勢に先立ち、ソ連航空基地への航空撃滅戦を仕掛けますが、先に取り上げた擬装基地に引き寄せられてしまい、6月中に実 […]
3月 7, 2008
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クルスク 3
クルスク戦に臨んでソ連空軍が陣地構築に力を入れていたことは広く知られています。最近ではその優れた点や、時間をかけても十分でなかった点などが明らかになっていますが、航空基地もまたよく準備されています。 ソ連軍の航空基地 […]
3月 7, 2008
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Posted in: ソ連空軍