第一次世界大戦ドイツの航空戦ドクトリン3

 海軍の反対により独立空軍とはまで行きませんでしたが、1916年中にはドイツ陸軍航空隊は独自の総司令官と総司令部を持ち、各飛行隊は航空隊の組織の中により強く組み込まれることになります。今まで地上軍指揮官の下にあった各飛行 […]

12月 15, 2008 · BUN · 11 Comments
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第一次世界大戦ドイツの航空戦ドクトリン2

 第一次世界大戦が始まった1914年夏にはまだ攻撃用途に投入できる十分な性能の軍用飛行機が配備されていませんが、飛行機は偵察と砲戦観測任務には十分な活躍を示します。偵察、砲戦観測という「古い任務」による貢献だけでもヒンデ […]

12月 15, 2008 · BUN · 2 Comments
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第一次世界大戦のドイツ航空戦ドクトリン

 将来の対フランス戦において飛行機を攻撃的用途に積極活用することで飛行機量産面での劣勢を挽回しようとドイツ陸軍が発想できた背景として小モルトケの航空戦に対する情熱的姿勢があります。小モルトケは早くも1912年に飛行機の攻 […]

12月 15, 2008 · BUN · 3 Comments
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航空機生産から眺める第一次世界大戦 (2)

 第一次世界大戦の航空戦が早くも消耗戦の様相を呈していたことを紹介しましたが、それでは航空消耗戦、航空機生産競争に完敗したドイツ側はどのように考え、行動したのかを知りたくなります。1916年度にほぼ結果が出ていたのであれ […]

12月 11, 2008 · BUN · 5 Comments
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「軍事鉄道」横須賀線の建設経緯

 東海道線の大船から分岐して北鎌倉の円覚寺境内を抜け、鎌倉を通って名越の切通下を逗子へと走り、大きく曲がって逗子から田浦、横須賀市街手前までほぼ東西に敷かれた横須賀線は当然のことながら軍事目的の鉄道です。鎌倉から逗子、田 […]

12月 1, 2008 · BUN · 4 Comments
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航空機生産から眺める第一次世界大戦(1)

 ドイツとフランスで戦争前から航空軍備に力が注がれ、戦略爆撃の萌芽のような構想さえ存在した第一次世界大戦には当然のように航空消耗戦の様相が明らかに見られます。航空消耗戦とは戦場から離れて遠目に眺めると飛行機の生産競争とし […]

12月 1, 2008 · BUN · 2 Comments
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D-Dayに飛ぶ旧式スピットファイア

 唐突ですが、1944年6月6日、7日のイギリス空軍戦闘機コマンドの損害を読み上げてみたくなりました。名画「史上最大の作戦」に描かれているように連合国空軍は圧倒的な兵力でドイツ空軍を沈黙させたと言われるノルマンディ上陸作 […]

11月 26, 2008 · BUN · 7 Comments
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ツェッペリン飛行船部隊の顛末

 ドイツでの軍用飛行船の発達は偶然ではなく、ドイツ帝国陸軍が航空軍備の方向性として確信をもって選択されたものであることを前回紹介しましたが、飛行船の建造、格納庫など支援設備の充実、乗員の養成などに莫大な費用がかかる飛行船 […]

11月 25, 2008 · BUN · 6 Comments
Posted in: ドイツ空軍

軍用飛行機と軍用機乗員

 第一次世界大戦は最初からドイツとフランスという当時のヨーロッパで突出した航空先進国による航空戦で始まっています。フランスも全力で航空戦力を整備していましたし、ドイツもまた無敵の飛行船艦隊と数百機の飛行機隊充実を目標に軍 […]

11月 21, 2008 · BUN · 2 Comments
Posted in: ドイツ空軍

帝政ドイツの航空軍備

 第一次世界大戦はご存知の通り飛行機、戦車、潜水艦といった新兵器が登場した戦争です。中でも軍用機の発達は著しいものがあり、戦場上空を敵味方の飛行機が飛び交うだけでなくドーバー海峡を越えてロンドンへの長距離爆撃が行われ、航 […]

11月 12, 2008 · BUN · 4 Comments
Posted in: ドイツ空軍