爆撃作戦としての「ゲルニカ」
世の中、天才画家といえばピカソ、ピカソといえば「ゲルニカ」。「ゲルニカ」といえば無差別戦略爆撃です。今回はゲルニカについての無駄話をしたいと思います。 コンドル軍団のユンカース爆撃機が人口約5000人のスペインの田舎 […]
2月 11, 2009
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Posted in: ドイツ空軍
幻の航空戦ドクトリン策定委員会
ヴェルサイユ条約下の軍備制限によって独立空軍の創設はおろか1機の軍用機を保有することさえ禁止されるという厳しい環境の中で、国軍の再建に着手したゼークトが最初に手を着けたのが前大戦で功績を収めた中堅将校達を各委員会に組織 […]
1月 8, 2009
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Posted in: ドイツ空軍, ドクトリン, 第一次世界大戦
航空戦略家としてのゼークト
ドイツの軍事理論家といえば、第二次世界大戦前半に展開された「電撃戦」が与えた強烈なインパクトからグデーリアンなどの機動戦理論家達ばかりが有名ですが、その基礎を築いたのが第一次世界大戦後にヴェルサイユ条約下の厳しい軍備制 […]
1月 4, 2009
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Posted in: ドイツ空軍, ドクトリン
WWI ドイツ海軍の洋上航空戦
第一次大戦のドイツ陸軍が攻撃兵器として航空機を活用することで発動機の開発と生産能力に優るフランスに対抗したことを紹介しましたが、ドイツ軍の航空兵力は陸軍航空部隊(Luftstreitkrafte)だけではありません。所 […]
1月 4, 2009
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Posted in: 第一次世界大戦
「幻の空軍」誕生前夜
第一次世界大戦で敗北したドイツはベルサイユ条約によって厳しい軍備制限を受けることになりますが、この条約の内容が公式のものとなったのは1919年の5月です。休戦は1918年11月ですから、それまでの約半年もの間、ドイツ航 […]
1月 4, 2009
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Posted in: ドイツ空軍, ドクトリン, 第一次世界大戦
年末のごあいさつ
画像もなく文字ばっかりで細かくクドくて堅い話の続く本ブログにお付き合い戴いている方々に御礼申し上げます。 もともとこのブログは新しい発見や新解釈を開陳する論文ではなく、世の中に既に出回っている情報を掻い摘んでまとめ上 […]
12月 27, 2008
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Posted in: 未分類
英軍戦略爆撃の失敗と独軍防空体制
ドイツ軍のイギリス本土爆撃隊による戦略爆撃は1918年5月に戦闘損害よりも夜間離発着時の事故多発による損失によって中止されますが、今度は独立を果たしたイギリス空軍がドイツ本土に対する本格的な戦略爆撃作戦を開始します。そ […]
12月 25, 2008
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Posted in: 第一次世界大戦
イギリス空軍独立の背景
1917年はいろいろな意味で第一次世界大戦の航空戦の転換点となった年です。戦争初期から行われていたイギリス本土に対する爆撃作戦にとっても新しい局面が訪れています。ドイツ陸軍において戦前から続いた飛行船重視政策で整えられ […]
12月 24, 2008
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Posted in: 第一次世界大戦
塹壕戦を終わらせた航空戦ドクトリン2
地上攻撃の進歩と並んで塹壕陣地の突破を容易にしたもうひとつの要因として砲戦観測の改良も見逃せません。1917年はドイツ軍観測機が無線による砲戦観測を標準化した年でもあります。観測機に搭載できる小型で信頼性の高い航空無線 […]
12月 23, 2008
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Posted in: ドクトリン, 第一次世界大戦
塹壕戦を終らせた航空戦ドクトリン1
航空機生産で連合国に劣っていたドイツは開戦前から確立されていた攻勢的航空戦ドクトリンの採用と機動集中主義で航空機の攻勢的用法が未発達だった連合軍の機先を制し、本来であれば次第に押され気味になるはずの航空戦を1917年に […]
12月 23, 2008
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Posted in: ドクトリン, 第一次世界大戦