Archive for the ‘発動機’ Category
アルメデレール以前 3 (砲兵の発想)
第一次世界大戦前のフランスは本当に世界一の航空先進国でした。多彩な飛行機製作者が名乗りを上げて画期的な機体で様々な記録を残しながら屋台を大きく育てつつあり、それを支える航空発動機メーカーにも恵まれています。大戦中の航空 […]
12月 8, 2009
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即席空軍大国 9 (戦略爆撃の夢)
連合国が望み、アメリカが選択した軍用機生産計画を担う三機種のうち、複座偵察爆撃機、複座戦闘機に続き、最後に控えるのが戦略爆撃機です。 航空機が未発達だった第一次世界大戦で「戦略爆撃機」とは大袈裟な、と思われる方々も多い […]
9月 7, 2009
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即席空軍大国 8 (複座万能機成立の条件)
アメリカの国産化計画を眺めていて不思議なのはフランス製軍用機が選ばれていない点ですが、それには理由があります。1917年当時、フランス製の軍用機ではニューポールとスパッドの単座戦闘機が優れた性能を持っていましたが、これ […]
8月 28, 2009
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即席空軍大国 7 (戦闘爆撃機と戦略爆撃機)
第一次世界大戦時のアメリカはなんと言っても航空軍備が凄い、と言われたところでどうもそんな気持ちにはなれません。プラモデルを買おうとしても探せば結構あるWWIアイテムの中でイギリスともフランスとも違う変な蛇の目マークのデ […]
8月 24, 2009
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即席空軍大国 6 (何よりも望まれた大馬力)
航空用発動機には1910年代でさえひとつの伝説が信じられていました。それは「高性能で精密な航空用発動機は専門メーカーでなければ製作できない」というもので「自動車用発動機は量産に優れるが低性能で、自動車工業を航空に転用す […]
8月 16, 2009
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即席空軍大国 5 (自動車工業連合)
軍用航空発動機を国産化するという発想を最初に抱いたのは陸軍通信隊傘下の航空部隊で装備担当主任将校だったディーズ大佐でした。元々はエンジニアでもあったディーズ大佐は彼を補佐する立場にあったウォルドン(同じく民間航空エンジ […]
8月 16, 2009
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即席空軍大国 4(連合国が望んでいたもの)
参戦当初、アメリカは国内で大量生産する航空発動機について3つの方針を持っていました。一番目は既にアメリカで製造されていたアメリカ製発動機の増産です。アメリカ製発動機は旧式かつ低馬力でしたが、初歩練習機用としては十分通用 […]
7月 19, 2009
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即席空軍大国 3(ライセンス生産の宿命)
どんなに細々としたものであっても、世界大戦勃発までのアメリカの航空機工業はゼロではありません。ライト兄弟以来、アメリカは航空機の輸出国でしたし、日本軍にもイギリス軍にも飛行機を納めていますから日本海軍の絵葉書にもちゃん […]
7月 12, 2009
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戦時緊急馬力って何?
「War Emargency Powaer Rating」のお話。 アメリカエンジンにだけ使える魔法の運転条件のことだと一般に思われており、私も長く妖術の一種と解釈していたWERまたはWEPでありますが、その正体はイギリ […]
6月 14, 2008
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マーリンとアリソン 3
マーリンとアリソン。毛並みが良くてサラブレッドのマーリン。働き者で泥臭いアリソン、といったイメージが何となく(P-40のせいですね)あるんですが、実際、どっちが骨太でガッツのある頑丈な奴だったかといえば、サービスライフで […]
4月 9, 2008
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