Archive for the ‘ドクトリン’ Category

幻の東部戦線 3 (兵力不足をどう補うか?)

 通常兵力の圧倒的な少なさから、即時の反撃を諦め、ピレネー山脈に防衛線を築き、そこを収容陣地として大陸から撤退することを前提とした戦争計画を立てていたアメリカに対して、西欧同盟諸国はできる限り東に防衛線を置くという強い意 [...]

5月 9, 2011 · BUN · 6 Comments
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幻の東部戦線 2 (西欧防衛線をどこに置くか?)

 「OFFTACLE」は長期戦計画であるところにも特徴があります。開戦当初からソ連本土に向けた核爆弾と通常爆弾による空襲を全面的に実施するにもかかわらず、戦争の計画は年単位で立てられているのです。  アメリカ空軍が開戦直 [...]

5月 7, 2011 · BUN · One Comment
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幻の東部戦線 1 (冷戦初期のアメリカ戦争計画)

 第二次世界大戦の戦いは多くの出版物のお蔭でその概要が誰にでもつかみやすく、しかも実際に戦われた最後の大戦争ですから読んで面白く考えて楽しく、しかも害が少なく趣味の対象として絶好の存在です。  一方で枢軸国の無条件降伏に [...]

5月 7, 2011 · BUN · 6 Comments
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砲兵の仕事 31 (バクラチオン作戦の砲兵戦術)

 ソ連軍の火力発揮にはかなり明確な定義が存在します。敵の25%を撃破する程度であっても指揮中枢を混乱麻痺させることで突破を実現する戦術を「無力化」と呼び、敵の半数程度を撃破してその戦力を奪うことを「制圧」と呼びます。そし [...]

11月 7, 2010 · BUN · 3 Comments
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砲兵の仕事 30 (ソ連軍の自走砲)

 ソ連軍の自走砲といえばT34の車台に傾斜装甲で囲まれた密閉式戦闘室を設け、異様に長い方針を突き出したSU-85、SU-100の姿が浮かびます。そもそも世間一般の人々が「ソ連軍自走砲」と言われてその姿がパッと浮かぶことな [...]

11月 5, 2010 · BUN · 2 Comments
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砲兵の仕事 29 (第18砲兵師団とは何か)

 最小限の火力支援で機動力を生かして敵軍の指揮中枢を麻痺させることで勝利を狙う電撃戦がソ連軍の火力主義の前に敗れたあと、ドイツ軍にも変化の兆しが見られるようになります。戦車や歩兵部隊の直接支援ではなく砲兵が主体となって独 [...]

10月 27, 2010 · BUN · 9 Comments
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砲兵の仕事 26 (突撃砲という名の戦車 2)

 歩兵の火力支援任務で実績を示した突撃砲は制圧すべき敵野砲が76ミリ口径以上であるという問題に突き当たります。ソ連軍の主力戦車T34が結構な装甲防御力を持っていたことも問題です。そこで四号戦車と同時に長砲身化が計画されま [...]

10月 11, 2010 · BUN · 9 Comments
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砲兵の仕事 25 (突撃砲という名の戦車 1)

 1941年冬のモスクワ前面でドイツ軍の電撃戦は破綻し、ソ連を短期で降伏に追い込むという希望は潰えてしまいました。機動力に欠ける牽引式砲兵の脱落で火力支援を欠いた戦車部隊は敵砲兵に射すくめられ、容易に撃破されてしまう脆弱 [...]

10月 11, 2010 · BUN · 2 Comments
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砲兵の仕事 24 (戦場の女王とはどういうことか?)

 ソ連軍砲兵の一番の特徴とは何でしょうか。 膨大な機材の量でしょうか、それとも戦術でしょうか。ユニークなドクトリンでしょうか。 結論から言えばソ連軍砲兵の最大の特徴は砲兵の地位の高さです。  ソ連軍の火力主義は歴史的に見 [...]

10月 6, 2010 · BUN · 10 Comments
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砲兵の仕事 23 (モスクワ戦で何が起きたか)

 1941年6月22日に開始された独ソ戦は、突破作戦の先頭を進むドイツ戦車部隊の貧弱な火力を最小限の砲兵戦力と最大限の航空支援によって補うことで、史上最大の機動突破作戦を実現しようと試みるドイツ軍と、それとは180度異な [...]

9月 16, 2010 · BUN · 16 Comments
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