Archive for the ‘ドクトリン’ Category

砲兵の仕事 20 (ドイツ軍砲兵火力の分散)

機動力と火力という、相反する要素のどちらを優先するか、あるいはどうやってバランスさせるか、という課題は第二次世界大戦中の各国陸軍にとって悩みの種でした。イギリス軍は第一次世界大戦方式の火力戦の復活を優先して組織改革を行 [...]

8月 19, 2010   Posted in: ドクトリン, 砲兵の仕事, 陸戦  3 Comments

砲兵の仕事 19 (機動力と火力)

 第二次世界大戦開戦直後から火力主義の再生をめざしたイギリス陸軍でしたが、戦車戦術が発達した時代に対応するための機材更新に長い時間をとられることになります。くわえてフランス戦で海外遠征軍が重装備をほぼすべて失ったことで、 [...]

8月 18, 2010   Posted in: ドクトリン, 砲兵の仕事, 陸戦  2 Comments

砲兵の仕事 18 (エルアラメイン戦が示した原則)

 1930年代に流行した機動戦理論が意識的に、あるいは無意識に火力戦の展開を避けたことで、その最先端を行くドイツ軍の誇る電撃戦は冷静で準備の整った敵に出会うとたちまち頓挫してしまう宿命にありました。戦車の機動を止めるには [...]

7月 28, 2010   Posted in: ドクトリン, 砲兵の仕事, 陸戦  7 Comments

砲兵の仕事 17 (モンティ登場以前にあった変化)

 モントゴメリーが北アフリカ戦線の指揮を執り始めたのは1942年8月18日のことです。日本では人気が無く、保守的で頑迷で物量に頼り切った作戦を行う将軍として、ほとんど悪役に近い扱いです。ノルマンディでイギリス軍の攻勢が頓 [...]

7月 9, 2010   Posted in: ドクトリン, 砲兵の仕事, 陸戦  11 Comments

砲兵の仕事 16 (砂漠の機動戦)

 1940年夏のフランスでイギリス遠征軍が失った野砲等の重装備は全世界に展開していたイギリス軍全体の60% に及んだと言われています。植民地軍の装備を勘定に入れれば近代的装備のほぼ全てをフランスの戦いで破壊されるか放棄、 [...]

6月 27, 2010   Posted in: ドクトリン, 砲兵の仕事, 陸戦  3 Comments

砲兵の仕事 15 (火力戦ドクトリンの復活)

 お待ちかね、かどうかはわかりませんが、ようやく第二次世界大戦にまでたどり着きました。1939年9月1日にドイツ軍はポーランドに侵攻し、イギリス軍とフランス軍は再び連合軍としてドイツにとっての西部戦線を構成します。けれど [...]

6月 22, 2010   Posted in: ドクトリン, 砲兵の仕事, 陸戦  4 Comments

砲兵の仕事 14 (砲兵に頼らない戦争)

 1930年代は砲兵にとってまったく不遇の時代です。機械化部隊が機動戦に追従できない牽引式の野戦重砲を放棄してしまったように、徒歩で移動する歩兵部隊さえもが、野戦重砲を軽視し始めた時期でもあります。歩兵部隊までもが野砲の [...]

6月 20, 2010   Posted in: ドクトリン, 砲兵の仕事, 陸戦  8 Comments

砲兵の仕事 13 (砲兵を捨てる機械化部隊)

 1930年代は機動戦論が最高潮に達した時代です。
とはいっても「古色蒼然とした歩兵主体の陸戦思想が壁のように存在し、それに対して先進的な若手将校達が装甲機動戦という革新的理論を唱えていた」という認識は正しくありません。 [...]

6月 13, 2010   Posted in: ドクトリン, 砲兵の仕事, 陸戦  6 Comments

砲兵の仕事 12 (忌み嫌われる砲兵)

 第一次世界大戦で歩兵の補助兵器から自立した独自の存在へと成長、変貌した野戦砲兵は、戦争の最終段階で人名の損失を最小限に抑えるという誰にも否定できない画期的な業績を残しています。最後まで十分に使いこなせなかった戦車や、役 [...]

6月 7, 2010   Posted in: ドクトリン, 砲兵の仕事, 第一次世界大戦, 陸戦  11 Comments

砲兵の仕事 11 (砲兵の衰退)

 第一次世界大戦は開戦時と休戦直前とではまったく異なる戦争が行われています。19世紀型の野戦が行われていた1914年の夏と、1918年の夏とでは戦場の風景そのものが違います。空では互いに航空優勢を争う大航空戦が繰り広げら [...]

6月 3, 2010   Posted in: ドクトリン, 砲兵の仕事, 第一次世界大戦, 陸戦  6 Comments