Archive for the ‘イギリス空軍’ Category

アルメデレール以前 19 (近接航空支援の対価)

 1918年の西部戦線は3月21日に開始され、勢いを減じながらも初夏まで続いたドイツ軍最後の攻勢とその後の連合軍の反撃で休戦に至ります。空の戦いもそれに従って展開して行きますが、フランス軍もイギリス軍もドイツ軍さえも戦況 […]

3月 11, 2010 · BUN · 6 Comments
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アルメデレール以前 番外2 (イギリスの三大名機)

 わき道にそれた方が面白いという感想も戴いたので、今回は我らがフランス陸軍航空隊の盟友、イギリス空軍の主な戦闘機について紹介しようと思います。相変わらず勘所のみの余談ですから詳しい話はちゃんとした本を読んでお調べください […]

3月 3, 2010 · BUN · One Comment
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アルメデレール以前 18 (勝者、定まらず)

 西部戦線で3月21日から開始された大攻勢でドイツ軍が実施した近接航空支援はそれまでにない徹底的なものでした。27個の攻撃飛行隊が攻勢正面の前線後方15kmまでの区域に張り付きで支援を行い、その活動を35個の戦闘飛行隊が […]

2月 25, 2010 · BUN · 2 Comments
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D-Dayに飛ぶ旧式スピットファイア

 唐突ですが、1944年6月6日、7日のイギリス空軍戦闘機コマンドの損害を読み上げてみたくなりました。名画「史上最大の作戦」に描かれているように連合国空軍は圧倒的な兵力でドイツ空軍を沈黙させたと言われるノルマンディ上陸作 […]

11月 26, 2008 · BUN · 7 Comments
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イギリス空軍爆撃機コマンドの出撃集計

 今回はイギリス空軍爆撃機コマンドの出撃を昼間爆撃、夜間爆撃に分けた集計を紹介いたします。昼夜のソーティ数は機雷敷設等の任務は含んでいません。また細部まで正確とは限りません。開戦から40年5月までの制限爆撃とそれから開始 […]

10月 6, 2008 · BUN · 4 Comments
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「Tiger Force」の顛末

 今回はほんの少しだけ目先を変えてイギリス空軍爆撃機コマンドの対日戦準備について紹介いたします。  ヨーロッパでの戦争終結に目途がついた1944年秋、イギリス空軍は東南アジア、太平洋方面へ兵力転用を計画し始めます。イギリ […]

9月 24, 2008 · BUN · 3 Comments
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政治的に正しい爆撃作戦

 1938年9月にイギリス空軍の爆撃作戦計画はもう一度大きく変更されます。ご存知の通りチェコを巡る危機に対応したものです。ここでイギリス、フランス両国が対ドイツ宥和政策を選んだ理由はいろいろ説明されて来ましたが、1935 […]

9月 21, 2008 · BUN · 2 Comments
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英空軍の爆撃目標研究

 イギリス空軍は最も早い時期から最も深くドーウェ主義に影響を受けた空軍です。けれども1933年から現れたナチスドイツという新たな脅威に対して再軍備を開始したとき、その兵力はドーウェ主義を実行に移すには小規模かつ旧式でした […]

9月 20, 2008 · BUN · No Comments
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格闘戦を想定しなかったスピットファイア

 第二次世界大戦の航空戦でイギリス空軍にとって大きな誤算がありました。それは現実の戦闘では爆撃機編隊の防御力が敵戦闘機の攻撃を排除できないという問題と、1940年6月のフランス崩壊によってドーバー海峡沿岸の基地を獲得した […]

9月 12, 2008 · BUN · One Comment
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英空軍が夜間爆撃に転じた理由

 今回はイギリス空軍の爆撃機コマンドが夜間爆撃を選択した背景を追いかけます。1943年後半にアメリカ爆撃機部隊が夜間爆撃の採用を検討せざるを得なかったようにイギリス空軍もより早い時期に夜間爆撃を主とする方針転換を行ってい […]

9月 11, 2008 · BUN · No Comments
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