Archive for 12月, 2009

年末のごあいさつ

細々と続く本ブログを御愛読戴いている皆様、 辛抱強い御付き合い、まことにありがとうございます。 文字ばかりで味気ないブログではありますが、 今年も何とか年を越せそうです。 こんなネットの辺境まで足を運ぶ奇特な方々が どう […]

12月 31, 2009 · BUN · 6 Comments
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アルメデレール以前 8 (「フォッカー伝説」の実態は?)

 のんびりしたファルマンやヴォワザンがどんなに重要な任務を担っていたかという話は確かに理屈ではわかっても、何だか腑に落ちない感じがします。牧歌的なプッシャー機は何だか空の戦いには不似合いな気がしますし、第一次世界大戦の航 […]

12月 31, 2009 · BUN · No Comments
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アルメデレール以前 7 (戦略爆撃の夏)

 1914年10月の改革がフランス陸軍航空隊にもたらした最も大きな影響は爆撃機隊の独立です。マルヌ会戦が終わって膠着状態となった戦線では長距離偵察の必要性が薄れ、観測機と砲兵の連携はドイツに比べていま一つ上手く行きません […]

12月 27, 2009 · BUN · 2 Comments
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アルメデレール以前 6 (マルヌ戦後の回復と改革)

 マルヌの戦いによってフランス陸軍内での飛行機に対する評価が大きく変わったことは、航空機部隊の組織から明確に読み取ることができます。マルヌ以前には軍用機に任務別の機種という概念がありません。それぞれの機体に特徴があり、適 […]

12月 21, 2009 · BUN · No Comments
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アルメデレール以前 5 (「マルヌの奇跡」)

 開戦と共に、あろうことか軍用機生産と操縦教育を停止してしまったフランス陸軍ですが、戦争はそんな後方での見込み違いとはまったく関係なく飛行機を戦いに巻き込みながら進展しています。  フランス陸軍にとっては軍用機生産を停止 […]

12月 17, 2009 · BUN · No Comments
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アルメデレール以前 4 (1914年8月に何が起きたか)

 さて4回目にしてようやく戦争が始まります。まだフランス陸軍の飛行船部隊について話していませんし、フランス海軍航空隊をまるごと放り出していますが、そういった分野はいずれ誰かがもっとわかりやすく本にまとめてくれるのを待ちま […]

12月 15, 2009 · BUN · 3 Comments
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アルメデレール以前 3 (砲兵の発想)

 第一次世界大戦前のフランスは本当に世界一の航空先進国でした。多彩な飛行機製作者が名乗りを上げて画期的な機体で様々な記録を残しながら屋台を大きく育てつつあり、それを支える航空発動機メーカーにも恵まれています。大戦中の航空 […]

12月 8, 2009 · BUN · No Comments
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アルメデレール以前 2 (航空先進国の航空軍備停滞)

 ライト兄弟が油断している間に雨後の筍の如く生まれたフランスの飛行機製作者たちはどんな人々だったかといえば、金銭的に恵まれた環境にあり、利益を生むかどうかさえ誰にもわからない新発明の機械を製作販売する事業をしばらくは続け […]

12月 6, 2009 · BUN · 2 Comments
Posted in: フランス空軍, フランス空軍前史, 航空機生産