Archive for 9月, 2008
「Tiger Force」の顛末
今回はほんの少しだけ目先を変えてイギリス空軍爆撃機コマンドの対日戦準備について紹介いたします。 ヨーロッパでの戦争終結に目途がついた1944年秋、イギリス空軍は東南アジア、太平洋方面へ兵力転用を計画し始めます。イギリ […]
9月 24, 2008
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政治的に正しい爆撃作戦
1938年9月にイギリス空軍の爆撃作戦計画はもう一度大きく変更されます。ご存知の通りチェコを巡る危機に対応したものです。ここでイギリス、フランス両国が対ドイツ宥和政策を選んだ理由はいろいろ説明されて来ましたが、1935 […]
9月 21, 2008
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英空軍の爆撃目標研究
イギリス空軍は最も早い時期から最も深くドーウェ主義に影響を受けた空軍です。けれども1933年から現れたナチスドイツという新たな脅威に対して再軍備を開始したとき、その兵力はドーウェ主義を実行に移すには小規模かつ旧式でした […]
9月 20, 2008
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格闘戦を想定しなかったスピットファイア
第二次世界大戦の航空戦でイギリス空軍にとって大きな誤算がありました。それは現実の戦闘では爆撃機編隊の防御力が敵戦闘機の攻撃を排除できないという問題と、1940年6月のフランス崩壊によってドーバー海峡沿岸の基地を獲得した […]
9月 12, 2008
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英空軍が夜間爆撃に転じた理由
今回はイギリス空軍の爆撃機コマンドが夜間爆撃を選択した背景を追いかけます。1943年後半にアメリカ爆撃機部隊が夜間爆撃の採用を検討せざるを得なかったようにイギリス空軍もより早い時期に夜間爆撃を主とする方針転換を行ってい […]
9月 11, 2008
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無視された高射砲
ドイツ本土へ侵攻する戦略爆撃作戦は護衛戦闘機がその往路と復路を全てカバーできるようになるまで大きな犠牲を強いられましたが、友軍戦闘機の完全な護衛が実現しても損害が無くなった訳ではありません。現実にはドイツ本土上空で長距 […]
9月 8, 2008
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爆撃目標選定は「科学的」だったか?
アメリカの対ドイツ戦略爆撃計画は開戦前に策定されたAWPD-1に沿って準備され、開戦後にAWPD-1942で軌道修正されたものです。AWPD-1は戦前からのドーウェ思想を体現した戦略爆撃論の原則を体現したもので、その目 […]
9月 7, 2008
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Posted in: アメリカ陸軍航空隊
護衛戦闘機は役に立ったか?
ドイツ本土爆撃と護衛戦闘機について、一般的な認識は「爆撃作戦開始時にドイツ本土へ侵攻する爆撃機を護衛できる行動半径の大きな戦闘機が無く、最初はイギリス空軍のスピットファイアがやっと大陸の入り口までを護衛できる状態だった […]
9月 7, 2008
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Posted in: アメリカ陸軍航空隊
米英戦略爆撃に思想の差があるか?
アメリカ参戦前後の時期に立てられた戦略爆撃計画が非常に大規模なものであったことは既に紹介しましたが、実際に行われた爆撃作戦は原計画をはるかに下回る規模で展開されています。アメリカの長距離爆撃機部隊がイギリス本土に展開し […]
9月 6, 2008
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アメリカ空軍力の飽和点
アメリカ参戦後、AWPD-1に続く航空戦構想が研究され始めます。西半球防衛とヨーロッパ反攻作戦に先立つ航空作戦を中心にすえた新構想はAWPD-4と呼ばれ、三つのフェイズから成り立っています。第一フェイズはアメリカ、イギ […]
9月 2, 2008
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Posted in: アメリカ陸軍航空隊