会社用スカイプにプロフィールフランス語女から「ウホッいい男」(超訳)というメッセージが来たので「merci」と返信したところフレンド追加リクエストが来たので承諾してみたら、げえ!モロッコ在住だ!

それはどうでもいいんですけどね。

スト4買いました。ネット対戦がよく出来ている上ユーザー数が多いため、ほとんど待つことなく気軽に対戦できます。でも全然勝てまへん

まー、自分はスト2ダッシュで対戦からドロップアウトしたヘタレなわけで、まんま初心者なのだから勝てないこと自体は当たり前なんですが、負けたうちの1/3くらいが、ジョイスティックがあったら勝てたんじゃね?と思えるあたりが悔しくて仕方ありません。もうパッドじゃね、昇竜拳も満足に出ないし、斜めに入らなかったりとかザラだから。

そんなわけで、ジョイスティックがほしいこの頃なのですが、全機種大絶賛売り切れ中で、オクでは転売屋が跳梁跋扈しており、どーにもこーにもなりません。

という現状について熟考した結果出た結論は、さっさと飽きるのが吉、でした。もしくはしばらく放置かなあ。

FALLOUT3 メインクエスト終了

70時間余のプレイ時間を経てメインクエスト終了。やー、オーラスすごかった。頭悪いビジュアルな上、やることなくて(笑)

どうすごかったのかというと、ネタばれオッケイな人は、これ見るよろし

[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=aWF32odFiD8&feature=related]

前にも書きましたが、このゲームは2277年、全面核戦争200年後の世界なんだけど、1950年代に想像された未来なんで、舞台美術も古きよきアメリカなワケですね。日本で言えば、ALWAYS三丁目の夕日の舞台で北斗の拳やるようなもんですよ。

ぁぁ、でも和製FALLOUT見てみたいなあ。つか、どっかがんばって作ろうよ。もしやるなら、ハーバード冒険野郎ダッシュウッドの脚本はあかほりさとるで一つ。

さて、まだダウンロードコンテンツが手付かずなんで、そっちやるとしますかね。まだまだ遊べそうですよ。プレイ時間100時間越えるな。

ぁぁ今日もFALLOUT3が面白えなあ

ここんとこずっとハマリっぱなしのFALLOUT3の毎日を送っております、皆様いかがお過ごしでしょうか。

で、前にも言ったとおり、この日本語版は膨大なメッセージテキストをすべて日本語吹き替えしたローカライズが素晴らしいのですが、中でも際立っているのはラジオに流れる大統領の演説なのでありました。

ID4以来、大統領の演説と聞くといてもたってもいられない体質となってしまった自分にとって、エンクレイブラジオのエデン大統領の演説はもうたまりません。あの微妙に棒読みってるところが、またいいんだよなあ。同室でネットやってるヨメに「うざい」と言われるまで延々聞き続けてしまいます。

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ぁぁ、こんな素敵なプロパガンダ放送は、ガングリフォン2のベルリンリリー以来ですよ。というわけで、ガングリフォン2が好きだった人はFALLOUT3を買いましょう。

では、あなたの心の大統領、ジョン・ヘンリー・エデンより、さようなら。

FALLOUT3が面白すぎる

このたびのXBOX360購入最大の動機であるFALLOUT3をやっとこさ買いました。

FALLOUT3は、今年のGDCで見事Best Game of the Yearに輝いた作品で、開発はOblivionのBethesda Softworks。

システムはOblivionのそれをそのまま採用。あの尋常でない自由度、HAVOKエンジンによるリアルな世界、朝起きて店に出て夜になったら家に帰ってベッドで寝るNPC AIなどをそのままに、舞台を核戦争後の未来に持ってきた作品。

ポイントはここで描かれている未来世界が、50年代に想定されたそれであるということ。2077年、中国との全面核戦争で世界は壊滅したという設定ながら、出てくるコンピューター端末はすべてグリーンディスプレイでコマンドラインインターフェイス。ロボットも禁断の惑星に出てきたようなアレ。ラジオに流れる音楽は延々グレンミラーみたいなビッグバンド。なんつーか妙な世界なわけです。

ゲーム開始してまず、地下シェルターから脱出して地上に出るんだけど、最初に立ち寄る町がすごい。

町の真ん中に核の不発弾が刺さってる。50年代想定の核だから、当然形はファットボーイみたいなアレ。ほんで、この核爆弾の前で、Children of Atomとかいう新興宗教の教祖が「アトムの教えは~」とか何とか言いながら延々説法している。おかしい、すさまじく頭がおかしい。のっけから、この狂った設定でオレのハートはガッチリわし掴みにされてしまいました。

なんで、不発弾の周りに町が出来ているのか謎なんだけど、とにかく町の住人は新興宗教の基地外どもを除いて、不発弾を処理したいと思っている、当然だわな。ほんで、不発弾の起爆装置を解除するというクエストが存在するわけなんだけど、なんと本国版では、この核爆弾を爆発させるという選択肢があるらしい。当然町は壊滅、住人全員死亡。スゴイ、やっぱり洋ゲースゴイ。狂い方がハンパない。ちなみにこの選択肢は、日本語版ローカライズを担当した会社が日本語版では削除したとか。まー当たり前だわな。

またこのローカライズが素晴らしく、膨大なメッセージがすべて日本語吹き替えで収録されている。もう、FALLOUT3が好きな人は、XBOXごと買ってもいいよってレベル。

そんなこんなで町を一歩出ると、まんま北斗の拳な舞台美術をバックにモヒカンな方々が「汚物は消毒だ~」とか言いながら、襲い掛かってくるので返り討ちにしていくと。でね、核戦争後で廃墟な世界だから武器とか全部拾うのね。ビーム兵器とかもあるらしいけど、メインはやっぱり実体弾兵器、ピストルとかライフルとか。んで中国製アサルトライフルってのが、どう見てもAKにしか見えないんだけど、2077年までAKでいいのか中国軍。

問題になるのは弾薬。ない、全然ない。店で入荷してもすぐ在庫切れになる。んで、このゲームのキモは、いかに弾薬消費を抑えていくかだと感じました。

さあ、今日も5.56mm弾を探す仕事がはじまるお。

XBOX360を買う

二月に来た伊藤さんに背中を押してもらったおかげで、やっとXBOX360が買えました。

今のところオトメディウスやりまくりですが、本っっ当にWiiと対消滅しそうなゲーム機っすねこれ。ゲーマーのためのゲーム機ってカンジで。

週末あたりで購入動機第一位であるFallout3をつかんでこようと思います。

ゲーマータグはOganovichです。誰かフレンドになってください。ちうか、伊藤さんはゲーマータグおしえれ。

第二節鳥栖戦

去年の7/13千葉戦以来の勝利だうれしー

ちなみにホームでの勝利は、去年の4/12からないんだぜ(´∀`)

  • 二試合安定してるんだからソンファンは本物、大当たり
  • 吉弘もよかった。もうCBはこの二人でいいかも
  • 征矢は久しぶりに縦の突破。J2だから出来るだけ?
  • ダニルソンは前回に引き続き微妙。まあ、我慢して試合に出して育てていくしか
  • トン様はちと持ち杉だったような
  • 上里は決勝点のCK。うん、プレースキックはこっちのがいいや
  • 宮澤君はもうちょっとがんばれよ~
  • スナマコさんは、久しぶりに神
  • 島田のFK、ありゃあしょうがない。つか、あそこで意味不明なファール取るジョージ氏ね
  • そしてキリノは、最後の最後に大仕事やった! ひょっとしてなんか持ってるのかもとwktk
  • アウェーということもあってか、今日は開幕戦よか省エネだったような
  • 向こうも、うちと一緒で、ガチガチにプレスかけてくるスタイルなので、中盤が殺伐と。
  • 最後は足とまってたな~ ホントにこのサッカーでJ2の長丁場を完走できるんだろうか?
  • まあ、いいや今日は久々の勝利の美酒に酔うぜ

あと、緑桜戦の感想とか

  • なんだよ10代だらけの最終ライン安定してんじゃん
  • 少なくとも、昨日見た戸川がDFリーダーの横浜より安定して見えたぞ
  • 馬鹿にして正直スマンかった
  • にしてもバウルに経年劣化という言葉はないのか?
  • ギタク監督も色々修正してきたか。前回の徳島戦よりちゃんとしてた
  • にしても、これだけ若手を使って形になってるのはすごいんでは
  • ひょっとしたら、ギタクは第二の李監督になるかも。日テレとも手が切れて、読売色を一掃するにはいいタイミングかもしらん。
  • しかし、一失点目の守備、あれはちょっとね
  • でも、その直後の河野のゴールは見事。去年、フッキ、ディエゴ、レアンドロにキックターゲットの的にされたりと、いじめられた甲斐があってか大きく成長したなあ
  • 河野、今日の試合はキレキレでした
  • 大黒さんは、一回ものすごい宇宙開発シュートがありました。あれは、イタリアで三年間パスタ喰ってないと撃てないシュートだと思いました。
  • 後半投入された一樹はいつもの一樹
  • ギタクが一樹に見切りをつけたとき、新生ヴェルディが誕生するのかなとか思ったり
  • 結果負けたけど、相手が悪かったでいいんでないかな
  • うん、十分昇格候補の一角だよ
  • ただし、10代だらけの最終ラインが今日のパフォをシーズン通して発揮するのが条件な
  • で、なんとなくなんだけど、去年から抜けた戦力で地味に大きかったのは893様だったんじゃないかとか言ってみる
  • 待てよ、緑の試合の方が感想行数多いじゃん
  • ぁぁ、オレが熱狂的なヴェルディスタであることが、またばれてしまう…

開幕仙台戦

さて、2009Jリーグが開幕です。

ウチは今年ホームで仙台と開幕戦。札幌ドームへ行って参りました。

  • ウチのホームゲームの選手入場は、Tスクエアのmoon over the catsleなんだけど、今日の開幕戦には伊東たけしを呼んで生演奏してもらってました。
  • Tスクエアごと呼べなかったのは、うん、予算の都合と思う。
  • しかし、ウインドシンセって楽器知らない人結構多いのね、スクリーンに映った演奏を見て「あの楽器何?」と言っていた人が周りに多数。
  • さあ、キックオフ。おお、のっけから前で奪って攻めるサッカー。前半15分でガンガン押し込む展開。
  • 去年、前半シュート数0とかいうサッカー見ていただけに、wktkが止まりません。
  • ソンファンは大当たり。もう曽田さんは必要ないかもってレベル。でも、セットプレー要員としては曽田さん必要か。
  • 吉弘は華麗に復活か。やっぱりフツーのサッカーならちゃんと出来る子。今後もCBの片割れとして活躍して欲しいけどセットプレイ弱いのがね・・・
  • 腕にキャプテンマークを巻く上里のCHは堂々としたもん。去年2323監督に干されて、必死に守備を身につけた結果、今の彼がある。これは2323に感謝していいか。
  • ダニルソンはまだ微妙か。身体能力は折り紙付きなんだけどね。
  • トン様はいつものトン様。4-2-3-1のトプ下を任されて、まさに水を得た魚のよう。J2相手なら当分無敵か。
  • 謙吾、ヤスの先発両サイドはちと微妙だったような。結局両方途中交代したけど。
  • キリノはどうだか。もうちっと点に絡む動きを見たかった。
  • ちうか、仙台のエリゼウすげーわ。対人の強さ、カウンターの対処、空中戦能力、どれをとってもJ1レベル。コイツの加入で仙台の守備は盤石かな、と。
  • 林がとんでもなく成長していてびびった。いつからあんな安定感のある鉄壁キーパーになったんだ。仙台、返せよ。
  • 内容は予告通りの石崎プレッシングサッカー。まあ、見てて楽しいのは確か。
  • ちうか、去年一昨年の2323ゾーン見てれば、どんなサッカーも面白く見えるわ。
  • でも終盤、へたる選手を見ながら、このサッカーで残り50試合戦うのかと思うと、ちと暗澹たる思いに。
  • あと、セットプレーね。攻めも守りもちょっとつらい。攻めに関しては今日は林がよかったけど、それにしてもトン様キッカーのコーナーキックは点につながる予感がしないんだよなあ。ここは曽田さん復帰待ちか。
  • 試合は負けたけど、悲観するべき内容じゃない。内容では互角だったし、相手は昇格有力候補の一角仙台なのだ。
  • にしても、J2に戻ったんだなあと実感。ポカやってJ1なら間違いなく決められてるような場面でも勝手に外してくれたりするもんなあ。
  • シーチケもホームスタンド側脇のSAから、バクスタ脇のSBに変更。こっちも去年はほとんど聞かなかった、頭の悪いおっさんのヤジを聞いて戻ったんだなあと思った。
  • 後ろの方にいた白髪のじいさんがうるさくてなあ。「走れ!仙台の方が走ってるぞ!」ってウチのが全然走ってるっての。どうしてそこまで見当違いのヤジをとばせるかね?家でなんかヤなことあったんか?息子夫婦が孫抱かせてくれなかったかなんかか?
  • まー今年はそれなりに期待してもいいかもと思った開幕戦でした。

あと、他の試合についていくつか。

名古屋x大分

ダヴィが2ゴール。早くも鯱サポのハートをつかんでいるようで嬉しい。

東京緑x徳島

緑さん、10代だらけの最終ラインとかギャグでやってるの?

前半15分だけ見て、まー今年昇格はないかなと思った。

磐田x山形

とりあえずヤンツーはさっさと首にしろ。首にするのが遅れれば、それだけ降格確率が上がるぞ。

いじょ。やっぱりサッカー見てると、土日がつぶれるねえ。

エデュアルド 1/48 F6F-5 HELLCATを買う

大塚さんの本を読んで、「もうダメ、我慢できない」と火照った体を鎮めるために、ハセガワ1/48 F6Fを購入しようとしたところ、山田(呼び捨て)に「そんなの買うくらいなら、エデュアルドのがいいよ」とゆわれたのだけど、海外メーカーでしかも値段が5000円弱。どーかなーと悩んでいたが、色々調べてみたところ本当によいキットらしいので、意を決し通販でオーダーしたのであった。

で、今日再び文教堂平岸店に足を向けてみた。エデュアルドなるメーカーの模型がどんな具合なのか目で確かめたかったのだ。

で、ふと商品棚に目をやると… あるじゃん!エデュアルド 1/48 F6F-5 HELLCATが!新商品棚の下の方にこっそりと平積みされていたので、この前は気づかなかったのだ。しかも値段は4250円安い!通販オーダーはまだ入金してないしキャンセルしちゃえばいいや、買っちゃえ!

というわけで、買ってきたのだ。

eduard_f6f

早速箱を開けて中を見ると、おおこれは細密ですね、たまげたなあ。なんか眺めてるだけでほれぼれするわ。

で、当初の予定では、サクサクと素組みして、テケトーに色塗って済ませようと思っていたのだけど、ここまで素晴らしいキットだと、ちゃんと作らなきゃならない気がして、それだと中途半端な覚悟では手がつけられないんじゃないかという気がして、最終的に全く手をつけず終了する運命が見えてきたぞ、むむむ…

オレは一体どうすればいいんだ! 助けて!「BUNさん」!

文教堂書店平岸店がおかしい

http://www.bunkyodo.co.jp/c/tenpo/hiragishi.htm

まあ、ここなんだけど。

道内最大級の名に恥じぬ品揃えで、てっきりセントラルホビーが閉店したときの輸入プラモを全部引き受けたのかと思いきや、それだけじゃないような、なんというか異様に気合いの入った本屋兼プラモ屋、文教堂書店平岸店に本日行って参りました。

まず、書籍をチェック。一つの島、丸々ミリタリー&模型コーナー。グランパワー、ミリタリーエアクラフトのバックナンバーを、あるだけ揃えているのを見つけて、めまいをおこしていたところに目に入ったのが一番目立つ場所にモデルアート最新号を二段平積み。

復唱しましょう、モデルアート最新号を二段平積み。

先生!意味が分かりません!

この日本国内の一体どこに、モデルアートの二段平積みに応えるような売れ行きを示す店舗があるのでしょうか?神田の書泉ブックマートでもムリぽくないすか?

おもむろに模型のコーナーに移動すると、相も変わらずあるわあるわ、レベル、ドラゴンは言うに及ばず、アカデミーだのトランペッターだの、輸入プラモのてんこもり。たぶんこの店、国産より輸入の方が多いと思うよ。ミリタリー以外にも車バイク、ガンプラも半端ない品揃え。ザブングルのガラパゴスタイプとかオーストリッチとか、20年くらいぶりに見たよ・・・

んで、最近大塚さんの本を読んで最強に高まったF6F熱を昇華するべく、F6Fの模型を探したんだけど、ハセガワの1/72っきゃねーよ(A番号。オレがガキの頃200円だったやつ)

ぅぅぅ、コルセアは掃いて捨てるほどあるっつーのに、そこまで不人気なのかF6F。F4Fはあんのに。

ぁぁ、悔しいからアマゾンでハセガワ1/48のを買ってしまおうか。

ゆうばり映画祭へ行って日本国内最速でスラムドッグ$ミリオネラを観てくる

ゆうばり(中略)映画祭は、実は今まで一度も行ったことが無くて、今回初。去年は、ゼア・ウィル・ビー・ブラッドに女立喰師列伝、ペールゼンファイルをやってたので行くつもりだったんだけど、急な用事で行けなかったんだよね。

で、メイン会場の市民会館へ行くとショボイ、感動的なまでにショボイ。なんか地方開催の同人誌即売会みたいなレベル。

でも、招待作品が上映されていたメインの上映会場は、なかなかのもの。っつーか、シネコンの中規模なみの観客席数で、ちょっと驚いた。こんなもん作ってるから破綻したんじゃないのか。

市民会館前では、地元有志の皆さんが、ホタテだのジンギスカンだの焼いて無料で振る舞っていた。ウチのヨメは祭りの出店とか大好きな女なので、これに大喜び。気前よく第三のビールも配ってたりして、結構お金かけてる。募金箱が用意されてたので、少しだけど入れてきた。ただしこの日の外気温は-10度。凍えそうになったところで食いは切り上げ温泉に移動。一風呂浴びたら、ちょうどこの日目当てのスラムドッグ$ミリオネラの開場時間だった。

上映前に、フジテレビアナウンサーの葛西(とくダネでオヅラの横に立ってる男)が作品の解説。途中作品を買い付けた担当者を交えてトークになった。

この作品、初公開は去年9月なんだけど、その担当者は6月の時点で脚本だけ読んで買い付けを決めたんだと。無名でしかも舞台がインドということで、買い付けた当時は社内での風当たりもきつかったんだけど、公開後ドカドカと賞をとりまくり、ついにオスカーを取ったあたりでは周りの見る目も変わったとか。こういう目利きの配給業者がもっといてくれれば、ホテルルワンダもホットファズも観るのに苦労しなくてすんだろうになあ。

今回、映画祭の招待作品に選ばれたけれど、もちろん決まった時点ではまだオスカーなんて話はなかったはずなので、この映画祭にも目利きがいるんだろうね。去年も、ノーカントリーと一騎打ちになったゼア・ウィル・ビー・ブラッドを招待してるしね。

スラムドッグ$ミリオネラがどんな映画かというと、スラム街出身の青年がクイズ・ミリオネラに出て1000万ルピー賞金をゲットする。でも、お前無知なスラム育ちのくせになんでなんでそんな難しい問題知ってるのよ。弁護士や医者でも16000ルピー止まりがせいぜいなのに。と言うわけで彼は、詐欺容疑で逮捕され警察の尋問を受けるんだけど、彼が問題の答えを知っていたのは、今までの彼の激動の人生の体験の中にその答えがあったからだった、とかそういうかんじ。制作費はたったの13億で、舞台はインド、出演者もほとんど無名、宣伝広告はほとんどなしとのことで、アメリカではDVDスルーされるんじゃないかと言われていたのが、公開されてから口コミで盛り上がりあれよあれよのうちに評判はうなぎのぼり。ついにアカデミー作品賞を取ってしまった。

中身についてはこれ以上言えないけど、なんというか脚本が完璧で、素晴らしい映画だった。また、インドなんだけど物語の作りは真っ向ハリウッド映画で、貧困問題を取り上げた事も含め、オスカーになったのも納得っちゃあ納得。

4月に一般公開されたら、みんなも観ろよ。