You are currently browsing the Supper's Ready blog archives for the day 日曜日, 1月 8th, 2006


雪かきショベルの柄の長さから学ぶ

 今年の日本列島は例年にない寒波で、日本海側の地方は、あり得ない大雪被害に見舞われているんだけど、ここ札幌は少なくとも年明けくらいまでは、例年並みか少ない程度の降雪量で、ニュースを見ながら「ふーん、大変だねえ」などと、南国住民のごとく感想を漏らしていたのだけど、この三連休に入ってから、こっちでも雪が激しく降り始めた。

 でまあ、今朝は7時半起きで、実家の前の駐車場と階段の雪をのけて、その後、犬の散歩をして帰ってきて、今これを書いているんだけど、階段の雪をよけていて気づいたことがある。

 手動で雪をよけるには、当然雪かき用のショベルを使う。これは通常長さが1.5mほど。これに対して、ウチでは、柄の先を折って1m程度の長さに切りつめたものを使っている。

 やってみると分かるのだけど、通常の長さのものだと、幅1mほどの階段の雪かきには取り回しが悪い。切りつめたものは、突っかからずに振り回すことができて使い勝手がいいのだ。

 ここから、ベトナム戦争において、開戦前まで米軍の制式アサルトライフルであったM14が早々に引退を余儀なくされ、M16の配備が進んだ理由が体でもって分かるのである。確かに柄の長いショベルは、広いところでは便利だけど、狭いところでは、いちいち突っかかって不便なのだ。ライフルも雪かきショベルも、この点は同じなんだなあ。

 ウチの柄の先を切りつめたショベルは、言うなればG3に対するMP5みたいなもんか?  MP5といえば、すすきのロイヤルには、迷彩柄のバニースーツに身を包む現役サバイバルゲーマーのバニーさんがいるんだけど、彼女の愛銃はMP5なんだそうだ。取り回しがきくから扱いやすいんだって。まー正直、そんなことは全然どーでもいい。