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HoI2 イタリア AAR 第一話「美少女統領Luna Marinara」

あたしベニト・ムッソリーニ、53さい、どぅーちぇ

獅子座のO型、誕生石はルビー

性格は人よりちょーっとファッショで、ちょっと強権的ってとこかな?

ある時、ヒゲの伍長からファンレターが来て、

「我らとともに、世界に美と秩序を打ち立てようではありませんか」

なんて言われちゃって、不安タラタラーってカンジ

でも、ま、なんとかなるかっアハッ

(cv:三石琴乃)

というワケで、今回はイタリアに挑戦である。まー、なんやかんやで好きだしねイタリア。

まず、1936年ファッショ紀元15年の我がイタリア王国を見渡してみる。

…………

…………

…………

ちょっとどころでなく、ものすごく切ない…orz

ここはひとつ、国内情勢についての感想を、ヒロシ風に語ってみようと思う。ガラスの部屋、イタリアの歌だしな。

(チャンチャララララン)ドゥーチェです…

皆さんご存知の通り、我が国は、戦略爆撃理論を提唱したドゥーエ将軍を輩出した国です。

ならばこそ、空軍装備は他国を引き離す先進的な内容となってしかるべきと思うのですが

 どうして、いまだに戦闘機が複葉のCR42なんですか!

他の先進国は、全金属単葉機にシフトしつつあるというのに…

ドゥーチェです…次は造船技術について見てみます…

 いまだに空母が作れません!

なんでですか?

我が国は空軍理論先進国じゃなかったんですか?

そのくせ、戦艦技術は、リットリオ級がいつでも作れることころまで、進んでいます。

この日本以下の工業力では戦艦なんて作ってられません!

ドゥーチェです…

気を取り直して、今度は研究チームを見てみます。

かなり、厳しい感じです。3か4のチームがほとんど。

しかし、我が国にも世界に誇る天才科学者がいます。

原子物理学の権威、フェルミ博士……

38年、ノーベル賞を受賞したら、さっさとアメリカに亡命してしまいます。

 どうしろっていうんですか!

ドゥーチェです…

我が軍は、ただいまエチオピアに侵攻中です。

改めて、エチオピアの国土を眺めているんですが、

はっきり言ってこんな屑土地いりません! 

なんで欧州諸国から、経済制裁くらいながら、こんなとこに宣戦布告したんですか。

我ながら謎です…

ドゥーチェです…

わたしは、かつて国民諸君に、ローマ帝国の再興を約束しました。

すみません。

 撤回していいですか?

ぶっちゃけムリっぽいです。

ドゥーチェです、ドゥーチェです、ドゥーチェです………

あー、なんかブルーになってきた。

つまりだね、ドゥーチェも国内情勢を正しく把握することが出来ていれば、ドイツの尻馬に乗って参戦するなんてことをしなくてすんだはずなのだ、などと、毒にも薬にもならないことを言ってしまう。

ほんでまー、この憂鬱な状況を踏まえた上で、これからどのような戦略を押し進めていくかについて熟考した結果、我がイタリア王国は、「自国内の工業施設に投資し、地道な工業生産力増大を目指す」という、おおよそ地中海民族らしからぬ、決定を下したのであった。

あー、黒シャツ仮面とか出てきて助けてくんないかな?(意味不明)以下、次号

HoI2 大日本帝国 AAR 最終回「ヨーロッパの開放」

 いやー、なんというか、モスクワを陥落させてから、ひたすら作業作業の連続である。ただ、駒進めていくだけ。つまらん。
 まー、結論から言うと、45年7月10日にエゲレスがドイツを併合、8月8日に我が軍がイタリアを併合し、枢軸国をすべて消滅した。世界大戦は連合国の勝利に終わったのである。



 フランス、ベルギー、オランダが領土を回復している。エゲレスがドイツを併合した途端、こうなったのでイベントなのかも。ちなみに、日本ではドイツを併合することができなかった。つーか、ルクセンブルグは放置ですか、それとヴィシーがまだ健在なんですが、第二ラウンドはフランス内戦ですか?

 新国家創設は積極的におこなって、トランスウラル以降は、ウラクイナとロシアを解放した。この二国はそこそこ工業力があるので占領しておく方がいいんだけど、一応我が国の国是は、独裁者の圧政に苦しむ国々を開放することにあるので。まー、そういう日本自体が独裁なんだけどね。



 ロシアって、最高指導者ジューコフなんだな。
 なんであれ、ソビエト連邦は解体され、スターリンの圧政に苦しんだ国々は今や自由を謳歌している。うん、いいことしたなあ。ま、全部日本の傀儡でファシズム国家なんだけどね。
 ユーラシア大陸の半分がファシズム国家という、この世界が、現代に至るまでどのような歴史を刻むかは、少々心配だけれど、まあ現実の今のように、日本がシナにいちゃもんつけられたり、露助になめられたりすることはないだろう。
 大日本帝国万歳!

 最後に、生産について。
 結局、最初から最後まで歩兵ばかり作っていた。シナ戦線までは、律儀にすべての歩兵に工兵旅団をつけていたが、途中1.3パッチがリリースされ、工兵が弱体化したので、工兵の生産を途中でやめた。最終的な歩兵師団個数は120くらい。
 チハ車がロールアウトして以降は、中戦車も生産キューに加え、最終的には16個師団を作った。反面、歩兵の機械化は放置したこともあって、結局終戦までに完成した機械化師団は2個だけ。
 ヒコーキは初期配置以外、まーったく作らなかった。だって、高いんだもん。しかし、前にも書いたが、1.3パッチよりヒコーキは全般的に強化されているので、工業力に余裕があるなら生産するべきだ。我が軍も、終盤は敵地上軍をガリガリ削ったもんなあ。
 フネは翔鶴型二隻のみ。あとは輸送艦を少々。結局日本は、あらかじめ強力な海軍があるので、あとは、ひたすら歩兵だけ作っていれば、戦争に勝てると。そういう結論になるねえ。つか、今回のキャンペーンでは、海軍ほとんど出番なかったよ。

 研究は兵科としては歩兵と戦車を重点的に。何はともあれ工業分野は最優先で取り組んでいった。フネやヒコーキも結構研究したんだけど、結局生産しなかったな…

 さて、次はどうしようか。心情的にはソ連だけど、なんか楽そうなのでパス。ポーランド、フランス、イタリアあたりが面白そうだよなあ。

HoI2 大日本帝国 AAR 第4話「赤い戦意」

 前号までのあらすじ。

 美咲は孤児院で生まれ育った。14の歳に名門大崎家に養女として引き取られ、幸せな毎日を送っていたが、同じ孤児院にいた洋子の出現で、その幸せは脆くも崩れ去ろうとしていた。悪の限りを尽くした孤児院時代のことを、大崎家の両親にばらす、と洋子に脅された美咲は、再び悪の道に手を染めていく。そんなある日、美咲の前に謎の男が現れこう言った。
「おまえの父親は生きてる」
 事態は風雲急を告げようとしていた…

 そんなわけで、大日本帝国AAR 第四回の始まりである。あらすじで書いたとおり、英国とカナダの欧州上陸軍はベルリン以西のドイツ占領地をすべて開放し、東部に向けて戦線を構築した。結果、400あったドイツのICも、今や150まで低迷ザマミロ
 もうここまでやれば大丈夫だと思われるので、エゲレス、カナダ両国に指揮権を返上しようかと思う。あんま楽に進めすぎてもつまらないしね。あとはテケトーにやってというカンジ。
 ベルリン->エッヘン->ミュンヘンと遷都を繰り返し、現在のドイツの首都はウィーンになっている。なんだかなあ。しかしこれ、このまま東に押し込んでいって、レニングラード以外都市がなくなったら、レニングラードに遷都するんだろうか?(笑)

 我が軍はというと、予定通り南回りの進軍を続け、セバストポリとキエフを陥落させた。
 1944年6月現在の戦況は以下のとおり

 にしても、1.3パッチがあたってから、AIは全体的に強くなっているが、その中でも特筆に値するのがヤーボである。強い、実に強い。しかも虎の子の戦車師団をピンポイントで狙ってくる。おかげで一個師団壊滅させられてしまった。
 実は戦略再配置を命令すれば、目的地に着くまでマップ上から消えるので、師団が死にかけたら、この方法で逃げるのが有効である。つか、戦車師団一個持ってかれる前に、気づいておけばなあorz
 ちなみにこの戦略再配置を使うと輸送中TCが上がるが、中距離以上での移動時間は少なくすむし移動期間に組織率が低下することもないので、積極的に使っていくべきだ。つか、これのことずーっと知らないで、満州からウラルまで歩兵歩かせてたよorz
 やり方は、ctrlキーを押しながら目的地、右クリックで戦略再配置が出てくる。わかりにくいよね。

 それは、いーとして、もうそろそろドイツも息切れしてきたようなので、ソ連を生かす必要もなくなってきた。
 なので、一気にモスクワを落として併合しようと考えたのだが、これが結構骨だった。
 まず、モスクワには、守備隊7、歩兵2が駐屯している。そして、要塞化が進んでおり、現在のレベルは5。マジノ要塞が10なのでその半分だ。しかし、要塞効果プラス都市の地形効果もプラスされるので、相当深刻である。
 試しに2方向より40個師団ばかしで攻めたところ、余裕で負けてしまった。仕方ないので、かき集められる戦力を結集して全方位からの包囲戦を試みる。




 実に85個師団を投入しての大包囲戦である。


 効率5ってorz.. でも、これは一番ひどい値で、ちゃんと指揮下に入った師団はだいたい30くらいだ。それでも30だが。


 対する敵は防御効率138%。完全包囲してもこれだもんなあ。

 そして、11/1から五日間にも及ぶ激戦の末、ついにモスクワは陥落した、あー疲れた。

 ところで、AI操作のエゲレスがものすごい勢いで攻め上がってきて、ドイツの弱体化が著しい。このままでは、つまらんので、英国の指揮権を再び把握し、放置プレイすることにした。

 さて、残るは枢軸ドイツとイタリアのみ。次回には枢軸を滅ぼすことが、できそうな案配で以下次号。

HoI2 大日本帝国 AAR 第3話「下駄箱の中のラブレター」

 前号までのあらすじ。

 寛治は、浜子に恋愛経験が足りないと感じていた。そんな中、浜子にコータから真剣なラブレターが届く。初めての出来事に戸惑いを見せる浜子に対し、寛治は久美恵を交えてのダブルデートを提案する。一方、浜子のことが好きになっていた雄二はデートが気になり、尾行を始める。

 というわけで、大日本帝国AAR 第三回である。上にも書いたとおり、ウラルを越えロシア本土へ乗り込まんとする大日本帝国の前にはドイツ第三帝国が立ちふさがっており、進軍速度が鈍りつつあるのが現状だ。
 ここで、エゲレスがどーんと欧州上陸を敢行し、東部戦線の戦力を欧州へ引き戻してくれると、非常に助かるのだが、その気配はまったくない。気になった大和はエゲレス子に思い切ってたずねてみた。なんで、おまいはオーバーロード作戦やらないの、と。

 「じつはあたし… 輸送艦1隻も持ってないの…」

 氏ねや。今すぐ可及的速やかに。

 見てみたら、本当にない、ただの一隻もない。じゃなにか、おまいが本土に作りためている機甲師団は宝の持ち腐れかと。
 これではお話にならないので、最後の手段、指揮権の譲渡要求を行う。これをやると、同じ軍事同盟の友軍を自由に動かせるようになるのだ。
 輸送艦隊は日本本土に待機させてあった、総勢12隻の艦隊を英国のプリモース拠点配備。同時にソ連極東艦隊殲滅後、やることがなく、呉港にてモスボール状態になっていた、小澤治三郎元帥率いるGF第一艦隊をスカパフローへ拠点配備し、ドーバー海峡の制海権確保に充てる。
 で、ドーバー海峡の哨戒やらせたら、なんだよ44年にもなってドイツ海軍まだまだ元気じゃん。エゲレスなにやってたんだ? ロイヤルネイビーの名が泣くぞ。

 で、ドーバーをうろつくドイツ海軍を追っ払ったところで、どこから上陸するか考える。
 うーん、さすがに沿岸部は守備隊を貼り付けてあるなあ。こっちは一度に投入できる戦力が12個師団なので、できれば被害の甚大な上陸作戦は避けたとところ。
 と、欧州沿岸をなめていると、あれあれ? 先生! デンマークの北岸、オーフスががら空きです!
 というわけで、迷わず、ここから上陸することに決定。1944年3月10日、連合軍は欧州大陸への無血上陸を達成した。

 そして、中戦車6個師団を先鋒に、怒涛の勢いで進軍する。守りの薄いベルリンを一気に占領してからは、主力を西に向け、ベネルスク三国とフランス領土の回復をはかる。
 いやー、欧州はいいね、交通インフラが整備されてて。ウラルの平原とは進軍速度が大違いだ。レン・デイトンも真の意味でのブリッツクリークは、パリ電撃戦だけだったとゆってるしな。
 カナダからの援軍も到着し、戦力を増強した連合軍によって、西ヨーロッパのドイツ占領地は順調に開放されていく。そんなこんなで、1944年4月の世界はこんなカンジだ。

 欧州上陸作戦のおかげで、東部戦線が手薄になった機を逃すことなく、わが帝国陸軍は南回りで進軍を続け、セバストポリ要塞とキエフの陥落を狙う。いまや青色吐息のソ連は放置する。そうすればドイツ軍兵力をソ連国境線に割かせることができるから。
 ずいぶん調子が上がってきた。このペースなら、ヒストリカルに45年春には、ナチスドイツを降伏させることも夢じゃないかも。以下次号。

HoI2 大日本帝国 AAR 第2話「シベリアの開放」

 前回の続き。

 結局、1.3パッチ後の中国降伏イベントとやらを見てみたかったので、山西軍閥併合後まで巻き戻してやり直してみた。
 前回同様、沿岸部まで南進した後、内陸へ向かって侵攻。今回はフランスに上陸する暇を与えることなく、一気に沿岸部を押さえた。すると重慶の少し手前で降伏イベントが発生した。中核州の大部分を失うとランダムで発生するらしい。
 んで、傀儡にするか、軍閥ごとに分割して傀儡にするか、併合するかの選択肢で、迷わず併合を選ぶ。おお、八路軍以外全部一気に併合した。こりゃいい。

 1.3ではパルチザンの活動がかなり活発になっており、占領地区におけるパルチザン活動率は10%増しといったカンジだ。
 まー、でもそのうち落ち着くだろうとタカをくくっていたら、これがいつまでたっても21%から下がることがない。これではTCに負担がかかって仕方がないではないか。確かにICは上がったが、TCが真っ赤のままなのはいただけない。悩んだ末に結局中国を傀儡国としてリリースすることにした。ぅぅ…

 その後、ソ連国境に部隊を貼り付け、41年春のバルバロッサ発動を待つ。1.3パッチからAIはほぼ史実通りに作戦を遂行するので、行動が読みやすくなった。予定通りにドイツのソ連侵攻と同時に宣戦布告。不可侵条約はドイツが侵攻する直前にソ連から反古してくれていた。ありがたい。
 オホーツク沿岸をある程度制圧したところで、ふと「新国家創立」をみると、創立が可能になっている。見るとプリモルスクが創立可能になっている。
 こんな資源も工業力もない不毛な地は、占領してもTCの無駄なので、即時にリリースを決定する。しかし、1.3から傀儡国を建てると、不満が5%増えるんだよなあ。だから、そう頻繁にはできないのだ。

 といいつつも、占領する端から新国家が生まれていく様は、なんだか気持ちがいい。そう我々はスターリンの恐怖政治から極東地域を解放しているのだ。うむ、大義名分が立つ戦争ではないか。まあ、開放された国が、ことごとく宗主国と同じファシスト国家なのは心配だけどな。
 タンヌトゥーバ、シベリア、カザフスタン、トランスウラルと立て続けにソ連から解放する。おかげで不満がいつまでたっても0にならない。そして、これだけ占領地を離しているにもかかわらず、相変わらずTCは真っ赤なままだ。

 二正面作戦が効いたようで、ドイツの侵攻スピードがいつもより早い。43年の夏にはとうとうドイツ軍との交戦が始まり、その年の終わりには遂に、すべての戦線でドイツ軍と対峙することになった。43年末の戦況は以下の通りである。

 トランスウラルの色が日本と同じ黄色なので紛らわしいがシベリアの西ほとんどが、トランスウラルの領土になっている。
 さて、このままドイツを押し込むことができるのだろうか? 陸軍の師団数は拮抗している。そして単純にユニットの性能差を見るならば、機甲先鋒のドクトリンを採用しているドイツが圧倒的に有利だ。すべてのドクトリンを開発し終えて、こっちの組織率はやっと80だが、向こうはなんと120である。
 史実においてもドイツが強かったのは兵器が強かったのではなく、兵器の運用がうまかったからだ。HoI2はそれを正しくシミュレートするため、ドクトリンの差によってドイツ軍の優秀さを再現しているのである。とりあえず単体兵器の能力を上げる、兵器萌えゲーの大戦略とは違うのだ。

 ドイツ軍を分断するためには、是非とも欧州上陸作戦の実行に期待したいのだけれど、アメリカはドイツに宣戦布告したものの、勝手にフィリピンと同盟を作り、連合には加盟しなかったのだ。となると上陸作戦はエゲレス頼みだが、果たしてエゲレスだけで欧州上陸を果たせるのだろうか? そして、我が大日本帝国は果たしてナチスの侵攻を押し戻すことができるのだろうか。以下次号。

三菱…

 11/18に、修理に出していた液晶ディスプレイが修理完了で戻ってきた。
 が、直ってねえ。つか全く同じ症状のまま。なに直したんだ。

 激しくクレームを入れまくって、取りに来させる。
 しかし、三菱ってのは全部同じなのか? もー三菱の周辺機器は買わねえ。

HoI2 Ver1.03パッチリリース

 HoI2 1.03パッチキター
 んで、和訳ファイルの1.03対応作ってたら、結局遊べずじまいでこんな時間になってしまった。
 明日遊ぶか。何でも中華民国に降伏イベントが入ってるらしいので、その辺巻き戻すのもいいかも。

HoI2 大日本帝国 AAR 1

 さて、ファーストプレイでは、ドイツをまったく笑えない変態技術立国に成り果ててしまった日本のリベンジ開始である。

 まず、事前目標の確認。
 外交では日英同盟を復活させる。やはり、日本はエゲレスとは仲良くしなければダメだ。それに連合に入れば、資源の心配はいらなくなるし、技術の青写真はもらい放題だ。
 中国はすべてたいらげる。ただし、日英同盟復活のため、エゲレス様への文通費を捻出しながら、軍備を整えねばならないため、おそらく廬構橋事件までには開戦できないだろう。そして大陸打通を達成した後は、ドイツのバルバロッサ発動にあわせて、ソ連に宣戦布告。ソ連を壊滅させたらドイツと直接対決。よし、これで行こう。
 ドイツのソ連侵攻が読めない嫌いはあるが、パリ電撃戦までの流れはほぼ鉄板だし、なんとかなるだろう。
 アメリカはモンロー主義を貫き通すと踏んで、計算には入れない。もちろん連合に入ってくれれば強力な味方だ。万一、枢軸に与するようなことになったら悪夢だが。
 あとは、考えなければならない国は… うん、ないよな。(と、ナチュラルにイタリアを忘却してしまう)

 スタート直後は、歩兵2ライン、工兵1ラインのみ生産し、国民生活物資に予算を振って蓄財する。レベル1の艦船はすべてスクラップに。どうせ使わないし、補給物資を無駄食いするだけだからだ。
 コツコツと貯めた予算でエゲレス様に政治干渉し、ひたすら関係修復。そして同盟加入申請の成功率が30%になったところで、申請実行。見事成功。
 晴れて、連合の一員となる。これで、資源のやりくりに煩わさせられることもなくなった。

 ほどなく、廬構橋事件のイベントが発生し、中国へ宣戦布告の選択肢が出るが、ここは見送った。まだ、もう少し軍備を増強してから開戦した方がいいだろうとの判断から。そして、その三ヶ月後の37年9月、国民党と八路軍の内戦が勃発するのを見届けて、我が軍は山西軍閥に宣戦布告した。
 すぐ、抗日戦線イベントが出るかと思いきや、結局、山西軍閥を併合するまで何事もなかった。ついてる。廬構橋事件から開戦した場合は、すぐ中国国内の全軍閥が軍事同盟を組むのだが。
 どうやら、HoI2にもVicのBBR相当のパラメーターがあるらしく、山西軍閥を併合した途端、技術の青写真の取引ができなくなった。ぅぅ、つらい。
 山西軍閥併合後、即中華民国に宣戦布告する。ここでも抗日戦線イベントは発生しない。スリープしたのだろうか?
 順調に南下を続けると、沿岸にフランス軍の上陸部隊の姿。おお、頼もしい。…と、おもいきやこのフランス軍がくせ者で、ことごとく南部領土を平らげていく。沿岸州をすべて押さえ、内陸に向かって侵攻するさなか、自国領内に引きこもっていた八路軍が漁夫の利をさらいに飛び出してきた。
 結果、三国から挟み撃ちになった国民党軍の命運はここで尽きた。最後は重慶を八路軍に占領され、八路軍によって中華民国は併合された。
 間髪入れず、漁夫の利をさらった八路軍に宣戦布告、これを併合し、残る西北軍閥と雲南軍閥を併合した。結果、39年4月の東アジアはこうなった。

 フランスめ… 食い過ぎだというの。まあ、しかしやがてドイツのパリ侵攻でこれらの領土は、ヴィシー領となることだろう。そうなったとき取り返せばいいことだ。広西軍閥が残っているが宣戦してもどうせフランスに食われるだけなので、放置することにした。

 さて、ではマターリと39年9月のポーランド侵攻を待つとするか。

 …あれ? 9月になっても何も起こらないよ。て、ポーランドの野郎、ドイツの要求飲んでダンツィヒ回廊明け渡して開戦避けやがった! くおのチキン野郎!
 このままではパリ電撃戦も起こるか分からない。そもそも、連合のドイツへの宣戦布告も発生しないではないか。
 仕方ないので、時間を巻き戻してやり直すことにする。やれやれ、前途多難だな… 続きは次号。

HoI2 エゲレス AAR

 自分のHoI2プレイ履歴を説明すると…

 ファーストプレイは、日本を選んだ。
 とかく、戦争に巻き込まれないよう巻き込まれないよう選択肢を進め、技術開発に血道を上げる。

 廬構橋事件->開戦せず
 ノモンハン->許してください
 三国協商->無視

 結果、実質孤立主義となった日本は、世界中から超シカトされつつ、地道に原子力開発に邁進するのであった。アメリカにオッペンハイマーがいるなら、日本には仁科博士がいるのだ。そして、1944年で原子爆弾を完成させ、1945年でジェット戦略爆撃機「富嶽改」を開発。間違ってる、なんか間違ってる。
 なんか悔しいので、連合に入れてもらい、ベルリンに核を落としてみた。空しい、なんか空しい。

 少し反省したところで、やはり少し工業力に余裕のある国で遊び方を学ぼうと思い立ち、アメリカプレイを開始。しかし、あまりに楽すぎるので1941年で中断する。

 ほんじゃあ、次はもちっと苦労しそうなのを。というわけで、エゲレスで始めてみた。
 パラドゲーすべてに言えることだけれど、グランドキャンペーンは自由度が高すぎて、自分自身で目標を設定しておかないとモチベーションが保てなくなり、後半だれてしまう。そこで、今回のエゲレスプレイには、戦略目標を立ててみた。
 まず、ナチスドイツはポーランド侵攻と同時にたたきつぶす。パリ電撃戦はやらせない。その後はソ連になだれ込む。
 なんでも最近公開された外交文書によると、チャーチルはドイツに戦勝した後、ソ連への宣戦布告を計画していたが、国力の疲弊が深刻だったため断念せざるを得なかったという事実があったらしい。ほんじゃ、ソ連侵攻は、戦時宰相率いるエゲレスにとっては、本道といえるシナリオなのだ、うん、これで行こう。

 開始直後、日本、アメリカと比してのマンパワーの少なさに驚く。そうだよなあ、一次大戦ガチンコで戦った国は、人的消耗が激しかったのだ。フランスのマジノ要塞引きこもり構想は、前大戦での戦死者の多さ故のものだったのだよなあ。
 開始後は、とりあえず、歩兵と工兵を量産しつつ、技術開発を進める。エゲレスはコンピューターの父アラン・チューリング(ホモ)がいるので、電算技術の開発はラックラクーだ。ついでドイツ機甲師団へ対抗するため、戦車の開発も進める。
 途中、アイルランドが、北アイルランドを返還しろと、うるさい。39年まで暇だし併合してやろうか、まったく。
 生産は歩兵4ライン、工兵3ライン、あと戦車。アップグレード予算は多めに割き、既存全部隊の装備更新を急がせる。

 そしてマジノ線に、歩兵30個師団、戦車3個師団を貼り付けたところで、39年8月31日を迎える。ドイツがポーランド侵攻を開始。同時に我が軍もマジノ線を飛び出し、ドイツへと侵攻する。
 あ、あれ? なんか領土を取っても取っても、フランス領になるぞ? そうか、同盟国の地続きの敵国領土を占領したとき、それは同盟国領土になるのか、戦車師団を先鋒にして、順調に東進するもののなんか割り切れない。
 そして、ポーランド領土まで到達。なんだ、ドイツ機甲軍団たいしたことないじゃん。タッチの差で、ポーランドは併合されてしまったが、ドイツ同盟国はすべて占領し、あとはドイツ本土を塗りつぶすだけだ。我が軍が血を流して占領したドイツ同盟国を、フランスが全部併合してるのは気になるが、まあいいとしよう。
 そして、40年4月、ドイツったら律儀にパリ電撃戦を発動。中立のベルギーとオランダに宣戦布告。てか、その二国の国境はすでに占領済みなのだが。同盟を二国加えて、タコ殴りを続けた結果、ポーランド侵攻開始から、ちょうど一年、40年8月13日に、フランスがドイツを併合、ヒトラー第三帝国の野望はエゲレス率いる連合の前に崩れ去ったのであった。

 水色のがフランス領土。なんか、納得いかないなあ…
 さて、えーと次は何だっけ? ソ連に宣戦布告か。でもこの状態で続けてもまた全部フランスの領土なんだよなあ。
 結局、空しくなってきたので、中断することにした。次は日本でリベンジの予定。

ガンダム・ジ・オリジンにインド人登場

 過去のエントリーにも書いたのだけれど、自分が安彦良和のジ・オリジンで、一番気になっていたのは、インド売春婦が出てくるのか、ということだった。
 最近の連載は、マチルダが死んだところで一段落し、その後、シャアの幼少から士官学校時代までを描くオリジナルストーリーが展開していた。
 よほど、インド人が描きたくなくて、逃避しているのだろうと思っていたら、今月の掲載で、なんとインド人が出てるではないか。しかもニュータイプの描写もある。
 どうするのだろう。あきらめて、ニュータイプを描くのだろうか? 安彦良和本人が死ぬほど嫌がったニュータイプを。つか本編にはいつ戻るんだろうな…