見本誌を読む

March AFB(現ARB)のミュージアムで屋外展示されているMiG-19

 某G社から「世界のジェット戦闘機FILE」なる本の見本誌が届いたので読んでみる。

 企画が出た時、一機種あたりの文字数が異様に少ないのでどうなるかと思ったが、出来上がったモノを読んでみると、一応それなりに纏まっているのでまあ良き哉、とも思う(ネタばらしすると、この本は見開き項の文字数は原稿用紙一枚、4P項はその倍以上あるが、それでも文字数書きたがりのライターとしては泣きたくなるくらい少ないのだ)。少々問題もありますが、御興味のある方は、コンビニあたりで見掛けたら手にとって御覧の上、御購入を検討していただければ幸いです。

 この本については、校正項が出た時、編集側が直した点の多くが間違っていたこと、校正項で見ることが出来た人様の書いたキャプションが色んな所で間違っていたので、かなり気合いを入れて修正したのも良い思い出(嘘)。とはいえ編集側修正の部分等含めて、見直しが足りなかったのも確かで、誤記や誤解を招く表現・日本語がややおかしい部分が残っちゃったのは大いなる反省点。予め読者の皆様には謝罪させていただく次第ですm(__)m。

誤記とか問題のある表記の例:

○第二世代機の解説で、
 「実際にはF-15、F-16世代の機体が登場する以前の超音速機は、全て第二世代機に分類されていた」とあるけど、もとの文章は
 「実際に昔はF-15/F-16世代が登場する以前の超音速戦闘機は、全て第二世代に分類していた」で、「昔はそう分類されていたこともあった」という内容でありました。

○F-14の項で、A型のエンジンを換装したB型(A+型)の説明をしたあとで、「92年にB型のFCSとエンジンを換装した本格的な性能向上型のD型が配備された」とあるけど、D型とB型(旧A+型)のエンジンは同一ですね(これも原文ではFCSの換装だけだったのだけど、修正を見落とした本職が悪いのさ)。

○Su-35の本文項では、字数もあって現在のSu-35(T-10BM)の記載しかしなかったけど、写真に使われた最初のSu-35(T-10M)の説明が無いので、キャプションの記載では関係が良く分からないよね。「軍事研究」誌に掲載されたSu-35の記事で書いたけど、T-10M(Su-27M/初代Su-35)とT-10BM(現Su-35)は完全な別物です。

 …まあ余り長くするのもこの辺で。この本については、手が空いたらまたブツブツと内容の補足みたいなことを呟くかもしれません。

2 Responses to 見本誌を読む

  1. Pete より:

     さすがにジェット機は分からない点が多かった、知識不足の本職の能力不足で申し訳ない。

     写真に関しては、入手できたものが限られていたので、その辺が厳しかったですね。

     増刷も考えられますので、訂正部分はお知らせ下さい。

  2. 大塚好古 より:

    >Pete編集子殿

     校正で見落としたのはこっちのミスでもあるので、余り気に病まないようにしてください。
     …増刷掛かると良いですねぇ。その時に備えて、ボチボチと修正部分のチェック・書き直しはしておきますね。 

     …あと発言でマズーそうなところを、管理者権限によりちょっと切ったことをご了承願います。

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