Aシリーズが雑多に見える理由

 アメリカ陸軍航空隊の攻撃ドクトリンは1926年の訓練教程440-15以来、1935年までの10年間にわたって公式の改正はありません。ほぼ第一次世界大戦型の攻撃ドクトリンがそのまま生き続けていたわけですが、攻撃機部隊の中 […]

6月 6, 2008 · BUN · No Comments
Posted in: アメリカ陸軍航空隊

Aシリーズの米陸軍機とはどんな飛行機か?

 アメリカ陸軍航空隊が採用した様々な機種の中で、今ひとつその性格がはっきりしない地味な存在がAナンバーを与えられた攻撃機です。単発機あり、双発機あり、それこそ雑多に見える様々な機体規模、戦闘機の転用があり、海軍艦上機の転 […]

6月 5, 2008 · BUN · 2 Comments
Posted in: アメリカ陸軍航空隊

奇策が育てた爆撃機計画

 既存の飛行場が狭いためにそこから発進する爆撃機の燃料、爆弾の搭載量が限られてしまい、しかも敵戦闘機との交戦も考えるとできるだけ高速の機体にしなければならないのでドイツ本土への長距離爆撃を前提とした場合、最悪、爆弾搭載量 […]

6月 2, 2008 · BUN · 2 Comments
Posted in: イギリス空軍

変わらない爆撃思想

 1940年代に多数の四発重爆を揃えて戦略爆撃を実施していたのはアメリカとイギリスの二国だけです。アメリカの場合はまた後で触れるとしても、イギリス空軍はなぜ四発重爆を大量に配備しようと考えたのでしょう。一般的にはイギリス […]

6月 1, 2008 · BUN · No Comments
Posted in: イギリス空軍

物事には必ずウラがある

 世の中、何につけてもまことしやかに伝わる話とその裏にある本当の事情とはかなりのズレがあるものです。昔の軍用機についてもそれはまったく同様です。世に広く知られる話の出所がほかでもない当事者であり、直接の関係者が「そう言っ […]

5月 21, 2008 · BUN · 2 Comments
Posted in: イギリス空軍

デファイアントの言い分を聞く夜

 単発複座というだけで何か触れてはならないハンディキャップを背負った存在のように思える上に、さらにまた7.7mm四連装球形動力銃座を装備し、前方固定機銃を持たないという常人には理解しがたい設計であるためにボルトンポール  […]

5月 16, 2008 · BUN · 7 Comments
Posted in: イギリス空軍

痛恨のルイジアナ演習

 M4シャーマン戦車の75mm砲がドイツの重戦車に対して威力不足だったことは誰でも知っていますが、アメリカ陸軍には最初からM4よりも強力な高初速の大砲を積んだ戦車が配備されています。M10に始まる戦車駆逐車シリーズです。 […]

5月 11, 2008 · BUN · 6 Comments
Posted in: タンクデストロイヤーとは?, 陸戦

匂いたつ例の機種

 1941年中のドイツ空軍は合計5002機の機体を登録抹消しています。戦闘での損失はその中の2849機、残り2153機は事故等での消耗です。 機種別に見ると、 Bf109 戦闘損失622機 事故等705機 1月の戦力84 […]

5月 11, 2008 · BUN · 5 Comments
Posted in: ソ連空軍

ソ連の機動戦理論は全て自前か?

 第二次大戦後半に理論のレベルと実力でドイツを圧倒したソ連軍ですが、それじゃぁソ連は一から十までオリジナルかと言えばそうでもありません。ソ連陸軍将校にはドイツ留学組が大勢いましたし彼らの受けた教育はドイツ流の機動戦理論で […]

4月 30, 2008 · BUN · 2 Comments
Posted in: 機動突破作戦の変遷, 陸戦

ソ連陸軍が到達した唯一の正解

 数あるドイツ軍礼賛戦記の中に確立しつつある「末期戦モノ」とでも言うべきジャンルでは必ず「○○攻勢に赤軍は野砲何千何百門、戦車何千何百輌を集結し」とうたい上げて敵の物量を強調するのが約束事です。この数字の読み上げは「精強 […]

4月 30, 2008 · BUN · 18 Comments
Posted in: 機動突破作戦の変遷, 陸戦