Archive for 6月, 2008
牽引式対戦車砲の再評価
アメリカ陸軍戦車部隊がチュニジア戦で初めて実戦を経験し、その戦訓から編制の改変を迫られたのと同じく、戦車部隊の強力なライバルとして華々しく投入されたタンクデストロイヤー部隊も窮地に立たされます。 チュニジア戦初期に投 […]
6月 30, 2008
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Ju88計画の規模
ドイツに四発重爆撃機が育たなかったのは再軍備開始時から「ウラル・ボマー」として四発重爆撃機の開発を開始して、試作を続けた結果、性能的に満足し得る見通しがあった試作第二世代にあたるハインケルHe177計画に対して、強硬に […]
6月 22, 2008
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もはや「戦車」師団にあらず
戦車大隊の数を8個大隊から6個大隊に減らし、ハーフトラック化された機械化歩兵大隊と自走砲大隊を各2個大隊から各3個大隊に増加した1942年型戦車師団の編制は各兵科のバランスを改善し「Combined Arms Tact […]
6月 19, 2008
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アメリカ戦車師団の編制改革
ルイジアナ演習で対戦車大隊の活躍によって撃破されてしまったアメリカ陸軍戦車部隊はその反省を込めて編制の改革を開始します。戦車旅団を持つ戦車師団の編制が戦況の変化に対して融通が利かず、その結果、対戦車砲によって進撃を阻ま […]
6月 18, 2008
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タンクデストロイヤーの評判
タンクデストロイヤーの起源について紹介して来ましたが、この頃のアメリカ陸軍の装甲戦闘車輌について正統派の戦車も含めて一覧してみようと思います。まず陸軍戦車部隊が装備した正規の戦車についてですが、アメリカ陸軍には当初、騎 […]
6月 17, 2008
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戦車駆逐車が生まれた背景
アメリカ陸軍の機動戦ドクトリンの発達をタンクデストロイヤーの発達が阻害したという話は前にも触れましたが、今回は戦車派ではなく、砲兵の立場に立って、「ほとんど戦車隊と同じ編成を持ち、戦車に非常によく似た車両を装備するどう […]
6月 15, 2008
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パットンの反則技
前に触れたアメリカ陸軍のルイジアナ機動戦演習で部隊を指揮していたパットンは車両への燃料補給その他で苦しんでいます。後々のことを考えれば、ここで十分に苦しんで経験を積んで欲しかったのですが、そこはパットン大戦車軍団の司令 […]
6月 15, 2008
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戦時緊急馬力って何?
「War Emargency Powaer Rating」のお話。 アメリカエンジンにだけ使える魔法の運転条件のことだと一般に思われており、私も長く妖術の一種と解釈していたWERまたはWEPでありますが、その正体はイギリ […]
6月 14, 2008
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Posted in: 発動機
ソ連にも三式戦ニ型あり
三式戦といえば「エンジンの調子が悪い」だの実は低性能だのと聞くに堪えないミリタリー世間話の肴にされている飛行機です。 調子が悪かろうが低性能だろうが、飛行機を歴史的に眺めるには、速いの、強いのといった話よりも、なぜそれ […]
6月 14, 2008
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木製機の功罪
合板張りの胴体を採用し、各部を大幅に再設計したYaK-1の根本改良型という位置にあるYaK-3ですが、局地戦闘機的に使う予定が、あまりの性能の良さ(というかそれまでのソ連戦闘機の鈍臭さ)に汎用戦闘機としてどんどん前線へ […]
6月 14, 2008
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Posted in: ソ連空軍