Archive for 3月 7, 2008

防弾装備は役に立ったか?

 軍事マニアと戦闘機の話をすると決まって話題に上がるのが防弾装備です。防弾装備が無いことが致命的な罪であるかの如く扱われるのが常ですが、そんな事を言い出したら天下の名機スピットファイアの主タンクなど殆ど終戦まで無防弾であ […]

3月 7, 2008 · BUN · 2 Comments
Posted in: ソ連空軍, ソ連空軍復活の背景

突発的ではないエアコブラの好評

 ソ連にレンドリースで供給された米軍戦闘機の中でP-39が非常に好評だったことはよく知られていますが、この「好評」は「使ってみたら意外に良かった」「欧州や太平洋では不評だったがロシア戦線の戦闘と自然環境には適していた」と […]

3月 7, 2008 · BUN · No Comments
Posted in: ソ連空軍, ソ連空軍復活の背景

「イタリア抜き」でも負け

 東部戦線の航空戦は地上攻撃が非常に重視され、地上部隊の支援が出撃の大半を占めて、戦略爆撃はおろか航空撃滅戦ですら下火です。これは東部戦線の航空戦そのものが低調だったからではなく、独ソ両軍とも航空支援を必須とする機動突破 […]

3月 7, 2008 · BUN · No Comments
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ソ連空軍は何を変えたか?

 1941年10月、モスクワ攻略を目指したタイフーン作戦が開始されます。  ソ連空軍はそれまでの大出血に加えてさらに激しい戦闘を受けて立たねばならず、相変わらずの損害を出し続けますが、ドイツ空軍にしてもこの攻勢は容易では […]

3月 7, 2008 · BUN · No Comments
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メッサー3万機、フォッケ2万機の舞台裏

 開戦時のドイツ単発戦闘機はご存知の通り100%、Bf109で占められていますが、当然、後継機の開発は進められており、これがFw190です。 より強力な発動機を搭載した戦闘機で、スピットファイアに対抗できる性能を持ち、な […]

3月 7, 2008 · BUN · No Comments
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ドイツ空軍機の可動機/保有機比率

 非常に大雑把な数字を掲げてしまうと、野戦飛行場でのドイツ空軍機の平均的な可動率は戦争全期間を通じて50%から60%だと言われています。連合軍機は70%から80%程度だとされていますが詳しい数字はよくわかりません。194 […]

3月 7, 2008 · BUN · No Comments
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開戦時、ソ連空軍の錬度

独ソ戦前夜の欧州正面ソ連空軍パイロット錬度 レニングラード管区 総数        1247 昼間作戦可能     812 65% 昼間悪天候作戦可能    9  1% 夜間作戦可能     314 25%    バルト […]

3月 7, 2008 · BUN · No Comments
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損害を出してはいけない

 気味悪いほどの損害についてばかり書いてしまいましたので、バルバロッサ初期にソ連空軍が実施した戦術の話で口直しとしたく思います。  最近ようやく「空軍の独立」=「航空撃滅戦の実施」だと悟りました。戦略空軍などというものは […]

3月 7, 2008 · BUN · No Comments
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ドイツ空軍はどれだけ「痛かった」か?

 1941年6月22日から4ヶ月の間にソ連空軍は少なくとも8000機、ひょっとすると10000機を失っていながら、それでも継戦可能だと判断できたのは実際に経験した損失率が戦前の試算の枠内に収まっていただけでなく、飛行機の […]

3月 7, 2008 · BUN · No Comments
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ソ連空軍の腹の据わり方

 ソ連空軍にとって悪夢のような6月22日の戦いの翌日も航空戦は続きます。  それまでと異なるのは航空基地がドイツ空軍の攻撃を十分に警戒するようになったために地上撃破される機体が激減したことです。空に上がる前に撃破するとい […]

3月 7, 2008 · BUN · One Comment
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