一言で言えば最悪の一年。
まー、幸いだったのが自分自身がピンピンしてること。一年全く病欠しなかったしね。
◆一番面白かった本
人間の測りまちがい〈上〉―差別の科学史 (河出文庫)
自分はバカなので、活字ばかりの本を読んでいると頭が痛くなるから、読んだ数は少ないんだけど、その数少ない中で面白かったのはこれ。この本のことを知ってからはずっと読みたかったのだけど、長らく絶版で中古で6000円以上していたので、敬遠していた。しかしこの度、河出が文庫で出してくれたので、ありがたく入手した。
著者は因子分析の専門家。本来は退屈な数式の羅列で終わるべき本であったところが、著者が本論の前後に一行知識的なエピソードの挿入を精力的に行った結果、ずいぶん楽しく読める本になっている。
知能テストで平均以下を記録した市民が去勢手術を受けたら、国がいっぱいお金出しますよという話を聞いてwktkする人にお勧め。
◆一番面白かった映画
ホット・ファズ~俺たちスーパーポリスメン!~ [DVD]
これは文句なし。つか、スクリーンで見てから二ヶ月でDVD出ちゃったよ。詳しいインプレはこっち。
http://stanza-citta.com/slipperman/2008/10/16/615
◆一番いいなあと思ったボカロ曲
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近松門左衛門の詩にパワーメタル調の楽曲をかぶせた曲。リンク先は歌ってみただけど、やっぱりボカロより人間が歌ったヤツのがよく聴くんだよね。この曲は「演奏してみた」も多数の投稿がある。そいや、最近ニコニコ全然見てないや。
◆一番目が点になった言説
「湾岸戦争以前の陸戦に航空機はさほど影響しなかった」
掲示板上はすでにきれいさっぱり消えてますが、他にはWW2時のGDP比較では、日本はイギリス、ソ連に負けてないっつーのがあって、それを最初見たときコイツ小学校出てねえと思いました。や、現実は日本の最高学府経済学科卒なんですけど。
◆一番の萌えキャラ
ペイリンたん。副大統領候補の公開討論会見て泣いた。その後のカナダのテレビのどっきりにひっかかったとか、天気のいい日にアラスカからロシアが見えちゃったとか、エピソードは枚挙いとまないけど、なんつってもエロイよね、このおばちゃん。MILFなんて言葉初めて知ったわ。
来年の抱負は、もう少し本を読んで、今より少しか利口になれればいいなあと思います。