夏の高校野球

 北海道代表が優勝。素直に信じられん。

 道民以外には分からないかもしれないけど、北海道代表にとって高校野球とは、

 一回戦突破したら「よくやった」
 二回戦突破したら「すごい、快挙だ」
 三回戦突破したら「奇跡」

 という状況が、ここずーっと続いていたのだった。近年になってこそ、そことなくはかなく強くなってきたねえとほんのり感じてはいたものの、いきなり優勝とは。
 高校野球において北海道地区代表が今まで弱かった理由は、冬になると練習できないことが上げられていたが、科学技術の発達によって冬季のトレーニング環境が改善されたことで、そのハンディキャップが縮まったのだろうか。
 少子化によってタレントが枯渇し、レベルが下がったという理由も考えたが、それはないだろう。子供が減った分、才能を磨くためにかけられる金額は高くなっている。埋蔵量の総数は減ったやもしれないが、その分タレントの収穫率は上がっていると思われる。逆に昔より今の方が、ことスポーツに関してはタレントに恵まれているのではないだろうか? 今の子供、体格いいしね。五輪でもガンガン金取ってるしな。
 ところで今大会って、レベル的にはどうだったんだろうな? 果たして駒大苫小牧からドラフトで指名される選手はでるんだろうか? おそらくピッチャーはムリだと思うけどな。

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