するという情報を、ウマちゃんより聞きつけ録画予約。帰って早速みてみた。
EL&Pの紙ジャケを手にエマーソンを迎えるオヅラ。しかし、持っているのはワークス2だのラブビーチだの微妙なのばかり。嫌がらせかそれは。大体お前は「エマーソンといえば、当時はこーんなすごいキーボードをずらーっと並べていて」って、それはリック・ウェイクマンか誰かと勘違いしていないか? エマーソンのステージセットは一貫して、ミニムーグ、C3、ナイフぶっ刺し用L100の三台のみだぞ。
演奏開始直後、強烈な違和感。ぁぁ、そうか。座って弾いてるんだ。
60年代末は、キーボーダーがスタンディングスタイルに切り替え始めた時機だが、その先陣をきっていたのが、エマーソンだった。この時代、座って弾いていたロックキーボーダーって、トニー・バンクスくらいしか思い当たらないなあ。
しかし、なんで座ってるのかねえ。立って弾くの億劫になっちゃったのか。
展覧会の絵のプロムナードをさらっと流して、まずはタルカス。やっぱりこの人タルカスが一番好きなんだな。15年ほど前のBURRN!のインタビューでも、そう言っていた。グレッグ・レイクにこんな変拍子の曲二度とやんねーぞ!と言われたとも。
しかし・・・演奏が正直つらい。96年だったかに見にいってがっかりしたときの演奏と大差ない印象。たぶんもう悪の教典もホウダウンも弾けないんではないか?
まあ、でも地上波なのにええもん見せてもらいました。見終わった後、久しぶりにタルカス聴いちゃったよ。