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2005年を振り返ってみる。

 さて大晦日なので、今年自分が面白かった、よかったと感じたものを、ダラダラ並べてみるテスト、なのである。

◆一番面白かったゲーム:ヴィクトリア

ヴィクトリア 太陽の沈まない帝国 完全日本語版 価格改定版

ヴィクトリア 太陽の沈まない帝国 完全日本語版 価格改定版

 PARADOXというスウェーデンのPCゲームベンダーの発見は今年最大の収穫だった。パラドのゲームはHoI2もかなりやったが、やはり面白いのは断然こっち。19世紀の全世界を舞台にした戦略級シム。

 「日本で清に攻め込んでガンガン領土を削り取ってたら、中国人がガンガン流入してきて、そこで間違って外国人に参政権を与えたら、いつのまにか共産党が与党になっていた」とか、そんな状況がシミュレートされる恐ろしいゲーム。

 ちなみに一番長い時間遊んだのはBattle Field2だと思う。

◆一番よかったアルバム:Terra In Bocca / I GIGANTI

Terra In Bocca / I GIGANTI

 1971年作、ごりごりのイタリアンロック。

 大げさで泥臭くて叙情的で扇情的でサビメロがキャッチーでアコースティックが泣けてヴォーカルの声質が耳障りよくて、もーとにかくツボは入りまくり、大好き。

 このアルバムは、90年代中頃にキングからユーロロックシリーズとしてCD再発されていたんだけど、そのときは買わなかった。そして今年に入り、AURAL MOONというプログレネットラジオを職場で聞いていたら、ある日この曲がかかり全身に鳥肌が立つのを感じた後に、即通販をオーダーしていた。あと、同じAURAL MOON経由で買ったアストゥーリアスのBliliant Streamsも激しく聴いた。

◆今年一番おいしかったラーメン屋:麺屋やしち

 正々堂々、大穴場。発見は12月に入ってから。よもや彩未の近所にこんな店があろうとは。半年後、行列店となって味が落ちることは必定。よって、今のうちに食いまくっておくのだ。札幌で博多風とんこつラーメンが一番おいしい店。一風堂なんてポイ。

◆今年一番オチに納得できなかった映画:うちう戦争

◆今年一番脚本に納得がいかなかった映画:EP3

◆今年一番島津冴子の降板に納得がいかなかった映画:Zガンダム2

◆今年一番感銘を受けたヴォイスキャスティング:のび太のママ as 三石琴乃

 なんかとっても精神的に貧しい一年を送っていたように見えるけど、全くその通りなのである。来年はもう少し豊かな年にしたいなあ。

WordPress2.0RC3

 正式リリース間近のWordPress2.0だが、先日RC3が出ていたので、発作的に入れてみた。

 表示上はあまり変わらないけど、投稿画面など管理インターフェイス周りが大幅に改良され、標準付属プラグインで、ログのエクスポート/インポートが可能になったのが大きな変更点。

 割と使い心地は良好。いいカンジなのである。

 wp20.jpg

さて、この分だと2.0リリースは来年かな?

HoI2 イタリアAAR 第5話「投了」

 1944年、野党から憲法改正シロとゆわれたので、自由市場主義派の要求をポチッと選択してみた。
 結果、我が国はエゲレスに負けない自由市場を手に入れたのである。あれ? あれあれ? 先生! ムッソリーニ君がどこにもいません!



 あー、なんか政策変更のついでにバドリオ政権に変わってしまったようだ。さらばドゥーチェ。

 ムッソリーニの野望<完>

 ……つかですね、結局あれからアフリカ大陸でヴィシーと、おっかけっこしながら、ドイツのソ連侵攻を待ったんだけど、元ユーゴ国境に大軍貼り付けたまま、ぴくりとも動かない。ほんで、試しにユーゴをリリースしてみたところ、1943年の2月にドイツが宣戦布告。我が軍はユーゴとの関係を切っていたのでドイツとは戦争にならなかったんだけど、最初に傀儡国にした時点で、ヴィシーと戦争中だったので、ヴィシーに対する戦争同盟状態にはあったのよ。そこから

ドイツ、ユーゴに宣戦布告
 ↓
ユーゴ連合入り
 ↓
ヴィシーへの戦争で、ユーゴと同盟状態にあった、我が軍も連合扱いに。
 ↓
でも、我が軍とドイツは戦争状態にはない

という訳の分からない状態になったのだった。我が軍から連合の状態はすべて見る。でも、連合の同盟に入ってるわけではない。連合軍の港に寄港はできるけど、そこに陸軍を降ろすと、自動的に首都へ送還されるというなんか中途半端な状態。これ仕様バグだよなあ。

 それはいーとして、ユーゴを併合後、史実から二年遅れでバルバロッサが発動したのでしたパチパチ 結局、ユーゴを併合するまでバルバロッサはフリーズされていた模様。これってどうなんだろうね? 1.3になってAIが柔軟性に欠いたような気がする。

 ほどなく、ドイツ軍のほとんどは東部戦線へ向かい、フランスおよび本国に残された師団はわずか。ここでなだれ込めば、ドイツに勝てるんだろうけど、もう正直マンドクサ。
 とにかくイタリアは研究陣がショボいから、研究が進むのは遅いし、将軍は能力1の老兵ばっかだし、閣僚もロクなのいないし、でもバドリオ政権が発足すれば有能なのがぼろぼろ出てくるし、wikiに貼ったリンクは勝手に消されてるしで、もーダルイからやめやめ。
 てなとこで、統領、じゃなくて投了。

HoI2 イタリアAAR 第4話「迷走」

 まー、前回の予告にも書いたんだど、バルボ元帥が逝ってしまわれましたorz
 これで、フェルミ博士に続いて、数少ない優秀な研究チームが一つ失われてしまった。ぅぅ、空軍ドクトリンの開発つらくなるなあ。
 しかし、バルボ元帥の死は、ゲームのイベント文によると以下の通りなのだけど、

イタロ・バルボは、おそらくイタリア軍全体で、もっとも高名でかつ愛されていた人物であった。彼は1920年代後半に成し遂げた大陸間飛行によって、有能な飛行士としても名が知られていた。また、空軍相として、イタリア空軍の発展に責を負っていた。1934年に、彼は総督としてリビアに送られた。ドイツがポーランドへ侵攻し、ムッソリーニがヒトラーへ急接近をはじめたとき、バルボはドゥーチェにこう言った。「イタリアが好戦的な国家となることには反対だ。イタリアはドイツの靴磨きになるべきではない」 その進言を受けたムッソリーニはバルボに「衆愚の豚め!」と言い放った。1940年6月28日、視察中のバルボが乗っていた飛行機がイタリア巡洋艦サンジョルジオからの誤射によって撃墜され、バルボの生涯は悲劇的に幕を閉じた。誤射? それとも暗殺?

 ということなら、枢軸に入ってなければ、このイベント、フリーズしても、いいんじゃないかと思うんだが。
 勝手に作っちゃうかなあ…

 それはさておき、ヴィシーとの戦争も一段落ついたので、次はユーゴ、行ってみようと思いますユーゴ。
 GC開始当時は、複数国から独立保護を受けていたりと、なかなか手が出せないユーゴだったのだが、ドイツの枢軸ブロックが拡大するにつれて、まったく外交関係国なしの孤立状態になってしまった40年の秋。これは攻めるしかないでしょう。我が軍、ユーゴに領有権主張持ってるしな。放っておけばドイツに食われるだけ。ならば我が軍がいただこうではあーりませんか。

 41年があけて1月に宣戦布告、と同時にアメリカとの貿易取引が全部キャンセルに。改めて貿易を申し込んだら、うわ、取引レートが10倍近くに跳ね上がってる。そうか、闘争性が上がると、こういう副作用があるのか。ユーゴへの宣戦布告で、30超えたもんなあ。
 仕方ないので、電力はドイツから買うことにした。その他の資源は、これから侵攻するユーゴから産出される分で、なんとか補えることであろう。
 で、ちゃくちゃくとユーゴ領土を侵攻していると、ドイツがユーゴに宣戦布告。ははは、遅いよ君。もう、奥まで進んでるんだから、今さら来たところで、君の取り分はないよ。
 と、ここで、ドイツに宣戦布告されたユーゴが、連合入り。そして、連合がユーゴと戦争中の我が国に宣戦布告。な、なんだってー
 そうか、そういう罠があったのか……
 しかたないので、またもや時間を巻き戻し、今度は40年10月に宣戦布告。これならドイツが来る、41年2月までは併合できるだろう、と。
 んで、無事40年12月10日をもって、ユーゴ併合とあいなったパチパチ



 おー、なんだかローマ帝国の再興が果たせそうな気がしてきた。っていうか、東ローマ帝国入れなくていいなら、あとはイベリア半島?
 などと、物思いにふけっていると、ついに干渉主義を深めていったアメリカが、連合入りし、ドイツに宣戦布告。
 おお、ついにアメリカが来たか。というか、自分HoIプレイ4回目にして、アメリカが連合に入ったの、これが初めてだ。

 さて、それでは、ドイツがバルバロッサを発動して、ソ連に深く侵攻したところで、連合入りしてドイツに宣戦布告という筋書きで行くか。一応、自分が今連合入りするのに何%位の確率か見てみると、え! ゼロ!? 民主主義に傾倒している甲斐あって、ヴィシーに宣戦布告する前に見たときには、60%くらいあったのに。
 そ、そうか、これも闘争性が高いのが原因かー。

 んじゃ、この闘争性下げるにはどうするかというと、併合した領土を傀儡としてリリースする以外ない。ソマリとエチオピアとユーゴをリリースして、なんとかヴィシーと開戦前のレベルまで下がるだろうか。しかし、民主化が進んでいるとはいえ、我が国はいまだ専制独裁ゆえ、傀儡国の創立には多大な不満が発生する。現時点で傀儡1につき、2.5%。三つ離すと7.5%。
 そんなんなら、そもそもユーゴなんか併合しなきゃよかったんじゃないか? 宣戦布告でも不満は、どかんと上がっているし、その上、傀儡創立で上がっては踏んだり蹴ったりじゃないか。ユーゴを併合したおかげで資源は増えたが、そもそもそれらは、ユーゴに攻め込まなければ、アメリカから格安の取引で手に入った資源だ。

 やはり、併合した領土を手放し、闘争性を下げて連合入りするべきか? いや、でもせっかくローマ帝国以来まで拡大した版図を捨てるのも忍びないし……

 あ・あ・あ・あ・あ・あ、なんかいい感じで迷走してきた。何をどうすればいいのか分からなくなってきたぞ。ある意味、イタリアらしいっちゃあ、イタリアらしいやね。

HoI2 イタリア AAR 第3話「戦いはやめよう」

 あー、やっぱり中立は気楽でいいなー

 え? おまえ、前回連合入ったんじゃなかったのかって?

 やー、なんといいますかですね。ポーランド侵攻と同時に我が軍もドイツに宣戦布告してですね。ほんで、ポーランド方面にドイツ軍主力が向いている隙に、元オーストリア国境から飛び出して、ミュンヘン、ウィーンまで進出してみたですよ。
 でも、ポーランド併合し終えたら、ドイツ軍主力が戻ってきて、あっさり押し戻されちゃって。いやー、あれには参った。

 でね、一歩下がって山岳エリアであるレヒとインスブルックに防衛線を引いて、各30師団ずつ置いておいたですよ。まー、山岳の地形補正あるから、これなら抜かれないだろうと。
 そしたら、ドイツの野郎、70個師団投入してきやがりましてね。つか、おまえよう、ノルウェー侵攻作戦の最中でしょ。なんで全兵力の半分以上、こっちに投入してくるの? そんな元気あるなら、フランス行けよフランス。なぜ、わざわざこっちに来るのかと。

 このまま続けたら、バルバロッサ開始前にイタリア半島を占領されるのは、火を見るのは明らか。そんなわけで、仕方なく時間を巻き戻したのでした。
 まー、でも中立が一番いいのかも。史実のフィンランドなんて、仕方なくドイツに頼ったあげくに敗戦国扱いだもんねえ。当分、どことも戦争しないで、細々と生計を立てていくよ。

 で、研究と国内生産を進めつつ、欧州大戦傍観モードに突入。おお、ポーランド併合早かったねえ。三週間で終わったよ。デンマークもAI同志なら早い早い。で、パリ電撃戦。6/10でフランス降伏、ヴィシー政権発足。
 そこで、なにげにヴィシーの国家情報をのぞいてみる。あれ?あれ? ドイツと同盟組んでないよ。

 そうだよなあ、そういやそうなのだ。史実でもヴィシーは、ドイツとは無関係だったのだ。

 ほんじゃ、攻め込んでもいいんでない?

 や、ドイツの独立保障はついてるけど、まー何とかなりそうだし。
 しかも、陸軍総兵力は28師団、我が軍の半分以下だ。

 いよ~し、宣戦布告だ!
 我がイタリア軍は、自分より強い相手には弱いが、自分より弱い相手には強いのだ! ぶわーはっはっはっはっは!
 で、1940年9月の地中海界隈はこうなった。



 さー、次はユーゴ行っちゃうかなルン

 さーて、来週の「ドゥーチェさん」は?

 バルボです、最近リビア総督に任命されたんですが、まだ6月なのにアフリカは暑いですねえ。さてこれから、S.79で視察に出かけてきます。来週は

    1. グラツィアーニ大はりきり
    2. 黒シャツ隊、当たるも八卦
    3. イタロ・バルボ最後のフライト

の三本です。あ、あれ? 最後のフライトって……

 それじゃあ、来週も見てくださいね、じゃんけーんぽん。ウフフ。

コピー機の間違った使い方

コピー機修理担当者の告白–悪ふざけもほどほどに

なのだそうでございます。
んーと、そうか。上半身が載ったくらいではガラス割れないんだな。

HoI2 イタリア AAR 第2話「イタリア五つの誓い」

イタリア五つの誓い

ひとーつ、はらぺこのまま戦場へ行かぬこと
ひとーつ、天気のいい日は、直協機を飛ばすこと
ひとーつ、砂漠の真ん中でパスタをゆでないこと
ひとーつ、他人の力をあてにしないこと(原典まま)

ひとーつ、同盟国に迷惑をかけないこと

 というのを、ジローラモ少年が叫びながら、ドゥーチェを追いかけていく、最終回にしたいと思います(意味不明)

 まー、そんなことはどうでもいいんですが。
 前回、宣言したとおり、小さなことからコツコツと、をモットーにがんばってます。
 エチオピアは、占領せずに戦争状態を継続中。このゲーム、戦争中は、国民生活物資が少なくてすむので、常に戦争し続けるのはテクニックの一つなのだ。
 イベント選択肢としては、

 独伊防共協定 -> ヤダ
 アルバニア -> 併合

 を選び、現在に至ります。

 ほんでですね…
 すんまへん、連合入りしてしまいました。

 や、でもね、ほら、どうせ43年には入るんだし。それがちょっと五年ほど早まっただけじゃない。それに、枢軸に入ったら迷惑かけるし… つか、地中海の制海権とれないし、北アフリカ戦線も守りきる自信ないし。
 とりあえず、連合入りして、ドイツ国境に兵力貼り付けて、様子を見ながら進めていこうかな、と。

 まー、あれですよ。地道な産業拡大の成果あって、研究チーム枠も5つに増えたことだし。まったりと進めていきたいと思います。
 でも、冷静に考えると、あれですよ。イタリアってね、世界全体で見れば、そこそこ工業力もあるから、マイペースで遊ぶには、楽しい国かもしれません。ただ、史実で達成しようとして失敗した目標を、どうにかしようとしたとき、がぜん難易度が上がりますが。
 とりあえず、39年のポーランド侵攻を待ちますかねえ。しみじみ。