積年の謎がまた一つ

 人間誰しも、長年にわたって解決できぬ謎を心に秘めているものである。
 自分の場合、大抵に置いてそれが、まったくもってどーでもいいことばかりなので、長く悩んでいる内に忘れてしまい、「で、お前の積年の謎ってナニよ?」と聞かれても、とっさには答えられない有様なのだけれど、ちょっとしたきっかけでそんな謎が解けたりすることは多々ある。
 そして今日、かれこれ二十年ばかし分からずじまいであった、「三代目日ペンの美子ちゃんの作者、まつもとみなの正体」が、あの素晴らしい日ペンの美子ちゃんをもう一度という本によって明らかになったのであった。

 まつもとみなの正体は佐藤元

 工エエェェ(´д`)ェェエエ工工

 マ、マジですか? つーかそれってまんまじゃん。確かにアニメ関係者だという話は聞いたことがあったけれど……

 にしても、この素晴らしい(以下略 は、巷にあふれる平均的な研究本と言うべきなのかウスい。や、本の厚さじゃなくて中身が。

 このキラキラとした異世界から来た美少年は、ご存じ「ロード・オブ・ザ・リング~指輪物語」からのイメージだが、

 あのなあ、そりゃエルフィンっていうんだ。中山星香作品ではきわめてメジャーな登場人物なんだ。日ペンの美子ちゃんの研究本書くなら、中山作品くらい目通さんかいプンスカ
 でもこの本、作品の再録が結構多いので、それだけでも得と言えば得。

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  1. ともひさ

    草加の本なんか買っちゃ駄目だってば

  2. おがさわら

    す、すまん!
    でも買ったのはウチのヨメなんだよ。オレが買おうかどうか迷ったあげく、やっぱり買うのやめて、その話したら、すでに買っていやがったんだよ。

    確かに本文は外しまくりの嵐なんだけど、そうかやっぱりバカだったのか……

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