本来なら、札幌ドーム、イタリアVSエクアドル戦を、お伝えする予定
だったのだが、やっぱり仕事である。
 サッカーなど見たこともない、欲に憑かれた人々が誘致したワールドカップ、人知れず影で泣いている人間がここに居た。
 旧同盟国と旧敵国のお世話の為、夜も眠れぬ地獄の日々を過ごし、聞く事も話す事も出来ぬ敵国語に悩まされ、飯を食う暇もなかった。
 例えオリバー・カーンのサインを直接貰い、ベッカムが靴の後ろを踏んで歩いていても、オーウェンよりクローゼの方が滅茶苦茶男前でも、私の心と身体は癒せないのである。
 今日の読売新聞で選手の行動予定を発表するべきだと書いていたが、選手達はそんなことはこれっぽっちも望んでいないのである。なぜならば、彼らは「戦い」そして「勝つ」為に来ているのだから。

 最近の戦果
 八八2門、フェルジナンド2台、四号2台、ティガー1台、シャーマン2台、妻より1週間に1個づつ買うよう厳しく説諭される。
 なお、イタリアVSエクアドル戦は姪の旦那が代わりに見に行き、他の2枚は泣く泣く譲る。