世界の艦船7月号の記事についてのお詫び

 見本誌が届いたので読んでみたんだけど、字数が多すぎたらしく編集側修正で色々削除・修正されていて、筆者的に「え?」と思うなところがちらほらとorz。

一例を挙げると209型のところで、二番艦以降うんぬんのところが元は

「2番艦以降は韓国内でのノックダウン・ライセンス生産が行われたが、当初計画の最終的には全ての部材・部品を韓国で製造する予定は達成できず、機関を含む重要部材の多くがドイツから供給されて建造が行われた」

だったとか、RAM代替開発云々のところが元は

「現在も韓国の艦載兵器の国産化は、各艦に装備が行われている米製のRAM個艦防空SAMに変わるSAMの開発を含めて、精力的に推進されている。しかし上記の例のみならず、近年開発された韓国製新装備が陸海空問わずに様々な問題を発生させている状況から見れば、筆者には韓国の自国技術レベルに立脚しない拙速とも言える兵器の国産化が順調にいくとは余り思えず、むしろ韓国艦艇の戦闘力発揮におけるアキレス腱となる危険性をはらんでいるようにも思える」。

であったとか、ちょこちょこと文章の微妙なニュアンス含めて意味が変わっている・説明不足になってるところがあるな、という状況になっています(編集部で筆者の駄文を直して頂くのは、いつも大変有り難いことと思っております、でも大幅に直すなら一度下見・校正させて頂けないものでありましょうやとも思うのであります)。

 今回の記事については、そんな事情のほか、タイプミス含めて自分のミスもあるなど、著者として不出来に思えるところがありました。この件に付きまして、読者の皆様に深くお詫び申し上げる次第です。また今回の事態の発生には、当方のミスと筆者の原文が分かり辛かったためもあるかと思います。ここに合わせて「世界の艦船」編集部に対しても、お詫び申し上げる次第です。
 以前も書きましたが、以後原稿執筆の際にはより内容の精査をするとともに、誤解が生じない明瞭な文章を記すように努めますので、平にご容赦下さいますようお願い申し上げます。
 
 なお、この他の点について、読者の皆様方でお気づきの点がありましたら、ご指摘頂ければ幸いに存じます。

追記:

 本文中にK737型という謎の魚雷の名称が出ておりますが、あれは「改良されたK731型」です…。合わせてお詫び申し上げる次第です。
 (このミスは筆者の誤値が原因です。ただここも元文から結構変えられていて、文章の意味あいが…)。

 追記2:

 潜水艦の項目の頭に、現状就役艦12隻+KSS-3が2隻の建造と書いてありますが、現状は本文にあるように209型×9、214型3+6(3隻建造中)に、KSS-3型2隻が発注という状況です。
 誤解を招くような表現になっていて済みません。更に訂正の上、お詫び申し上げる次第です。

 追記3:

 P77のKDX-2の項目で、既に後期艦には赤鮫・天竜が搭載可能であるかに読めますが、KDX-2へのK-VLSの搭載と赤鮫/天竜の配備は現在進展中です。
 VLAは元々米製VLAの物の運用能力があります(本文の「垂直型アスロックの搭載は~」はこれに絡む物)これもお詫びの上、訂正する次第です。
 (しかし、本文色々弄られすぎていて、もはや何が何だか…)。

 追記4:

 揚陸艦のところで、元原稿にはあった旧米海軍のLST-1型の部分を削って、元原稿には無かった揚陸艇の話が編集部側で追記されています。
 ただし該当項目では、LCACのLSF-Ⅱ型(満載157トン)2隻が抜けています。
 (この部分のJane年鑑の記載が紛らわしいかで、恐らく追記される際に見落とされたのでしょう)。

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