該当の「丸」では一式陸攻特集が組まれておりまして、「一式陸攻はワンショットライターにあらず」という13年くらい前に学研の「一式陸攻」に掲載した記事のリバイバルみたいな記事が載っております。基本ガ島作戦時の運用及び損失率を主体とし、米独爆撃機の運用や損失等も見ながら、「一式陸攻は決して「ワンショットライター」では無いよ」と言うのを纏めた記事な訳ですが、以前の学研本をお持ちの方であれば、ガ島作戦時の損失比率が結構変わっているのに気付かれると思われます。
これは今回より豊富な資料を使用出来たこともあって、前回メインで使用した資料に結構な抜けがあった等が発覚したことが原因であります。今回その件について、「因みにこれと同様の調査を以前実施した結果を発表したことがあるのだが、今回改めて別資料を追加で入れて再調査したところ、前回調査の基とした資料に複数の出撃の記載漏れがあった等が確認された。前回より陸攻の損失率が低い数値となったのはこのためであり、この件に付き訂正の上でお詫び申し上げる次第です」と本文に入れておいたのですが、編集の都合でカットしたから、と依頼元から柔やかに宣言されましたので、こちらで改めて一言お詫び申し上げておく次第です。
まあ繰り返しになりますが、今回は前回より精度の高い資料を複数使用できましたので、前回よりかは損失率については正確な数値が出せていると思います。御興味がある方は、本屋で立ち読みの上、該当誌のご購入を検討頂ければ幸いです。
大変興味深く読ませていただきました。学研本も入手し付き合わせて楽しみたいと思います。
拙文をお読み頂き、どうも有り難うございました。お楽しみ頂けた様で幸いです。