本日届いた金剛の見本誌を見て吃驚。P128の上部に載っている「左」と「右」の図は、「誌面に載せる防研の図が上がってくるまで、誌面編集参考用に」として、本職が防研で資料見ながらフリーハンドで写してきた図じゃあーりませんか(゚∀。)ワヒャヒャヒャヒャヒャヒャ。
あんなもんをそのまま載っけて、スルーしちゃった学研に敬意を表します。…校正項のは編集上暫定的に載せている奴と思ってたんで、最終版には上の元図(若しくはその修正版)を載せると思っていたので何にも言わなかったんだけど…、失敗したなぁ(防研で写真コピーした図は、校正に入る前にちゃんと渡してあったんだけどねぇ)。
取り敢えずお詫びに原図を二枚とも掲載しておく次第。
これは捷号作戦時の「軍艦金剛戦闘詳報」における機関部の浸水状況を示した第一缶室部分の断面図。
同じ戦闘詳報から「金剛」の第三缶室部分。
この両者を同じ書内にある「比叡」の断面図や、石橋先生の高い本に掲載されている「霧島」の断面図と比較するとかなりの相違があることが分かるので、興味のある人は良く見比べてみて下さい。