要塞の復活
アメリカ陸軍航空隊が長距離重爆を巡って右往左往している間にヨーロッパの情勢は段々とキナ臭くなって来ています。1935年にはドイツが再軍備を宣言して空軍を復活させ、ヨーロッパ諸国はその脅威に対抗して一斉に空軍の機材更新と […]
8月 22, 2008
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空の要塞否定論 2
アメリカ陸軍航空隊は長距離重爆撃機を開発する根拠として「四発爆撃機は洋上はるかに敵艦船を攻撃できるので沿岸防衛にも海外拠点の防衛にも最適な兵器である」と主張したことは前回に紹介した通りです。航空隊が長距離洋上攻撃能力を […]
8月 20, 2008
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空の要塞否定論 1
「空の要塞」B-17はアメリカ陸軍航空隊初の高性能長距離爆撃機として第二次世界大戦を通じて活躍した名爆撃機です。けれどもB-17は順風満帆とは程遠い逆風の中で育った、アメリカ爆撃機の中で一番の苦労人でもあります。同じ陸 […]
8月 19, 2008
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空の要塞が飛び立つまで 2
アメリカ陸軍航空隊が軍備拡張五ヵ年計画を進めた1930年前後の時代は軍拡には最も厳しい時代でした。しかもアメリカは世界恐慌の震源地でしたからその影響を大きく受けています。計画の遅れだけではなく、1933年にとりあえず終 […]
8月 18, 2008
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空の要塞が飛び立つまで
第二次世界大戦中にドイツに対して実施された戦略爆撃がアメリカ軍による昼間精密爆撃とイギリス軍による無差別夜間爆撃とに綺麗に役割分担されていたことでアメリカでは早くから昼間精密爆撃による戦略爆撃思想が発達していたかのよう […]
8月 18, 2008
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歩兵支援を任務に加える独軍戦車部隊
1942年の東部戦線を通じて一番変わったものを挙げるならば、それは戦車と歩兵の関係になるはずです。ドイツ陸軍は戦車を決勝兵器としてきわめて特別視しています。そのために一般歩兵部隊の支援に戦車を投入することは戦争前半では […]
8月 11, 2008
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退化した防御ドクトリン
ドイツ陸軍の防御ドクトリンの変遷を追っているはずなのですが、これがどうにも解りづらいもので、よく伝わらないのではないかと心配しています。ヒトラー自身もドイツ陸軍に命じた防御ドクトリンがどのような物だったかをよく覚えてい […]
8月 11, 2008
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ヒトラーと陸軍のドクトリン対立
いままでドイツ陸軍の防御ドクトリンについて第一次世界大戦以来のドクトリンが受け継がれて来たことと、東部戦線最初の冬にそれが破綻したこと、それでも旧ドクトリンが廃されなかったことを紹介しましたが、前線の部隊と陸軍中央の対 […]
8月 8, 2008
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二極分化した東部戦線独軍師団
1942年の夏季攻勢「ブラウ作戦」はスターリングラード戦につながる大きな戦いとなりますが、南部で大攻勢が行われている間、ずっと守勢を取り続けていた中央軍集団、北方軍集団はどうなっていたのでしょう。防御ドクトリンの変遷を […]
8月 7, 2008
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独陸軍、旧ドクトリンを更新せず
1941年の冬に猛烈な勢いで全軍に浸透した「ハリネズミの陣」(拠点防御あるいはストロングポイント方式)ですが、そのまま素直にドイツ陸軍の防御ドクトリンに組み込まれた訳ではありません。ドイツ軍の公式な防御ドクトリンは19 […]
8月 6, 2008
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