Archive for the ‘航空機生産’ Category
即席空軍大国 1
第一次世界大戦で連合国の勝利にアメリカが大きく貢献したことはよく知られていますが、ここで繰り返しご紹介している通り、第一次世界大戦「でも」空の戦いが戦争の勝敗に極めて重要な意味を持っていた以上、航空戦に関するアメリカの […]
6月 25, 2009
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みるみる溜まる戦闘機
軍用機は工場で機体が完成しエンジンやプロペラを取り付けて飛べるようになっても、そのまま前線に送られることはありません。完成した飛行機を実際に飛ばして問題が無いかどうか試験飛行しなければなりませんし、エンジンが順調に回っ […]
11月 7, 2008
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「バブルで勝つ」軍用機生産
株式市場に何かあったのか知りませんが、世間は騒がしい限りです。興味と貯蓄が無い私には1945年以降の世界経済なんてどうなっても構いません。ということで戦前のイギリスで発生した航空機バブルのお話をちょっとだけいたします。 […]
10月 18, 2008
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Ju88計画の規模
ドイツに四発重爆撃機が育たなかったのは再軍備開始時から「ウラル・ボマー」として四発重爆撃機の開発を開始して、試作を続けた結果、性能的に満足し得る見通しがあった試作第二世代にあたるハインケルHe177計画に対して、強硬に […]
6月 22, 2008
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職種別組合と熟練工
前回、イギリスの航空機工業界での熟練工とは組合に保護された勤続年数の長い作業者のことだと書きましたが、熟練工と職種別組合とは密接な関係があります。 ある工程についてその工程の作業を誰が行うかを工場の管理者は自分の判断 […]
4月 3, 2008
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消え行く存在
飛行機を造る現場の事情にからめて俗に言う「職人芸」と熟練工の手仕事の話をしてきましたが、そもそも「熟練工」とは何なのでしょう。加工や組み立ての作業に関わる経験年数の長い、その工程の作業に巧みな人々のことを言うのでしょう […]
4月 2, 2008
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熟練工を徴兵するとどうなるか?
日本の航空機工業について「戦時に熟練工を徴兵するような配慮の無さが不良品の山を築く原因となった」という批判をよく見かけます。なるほどもっともな事です。育成に時間の掛かる熟練工を工場から戦場に駆り出してしまえば工場には未 […]
4月 1, 2008
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勝ったのは誰か?
イギリスの航空機工業界は1930年代半ばからの大増産に対応しきれず、1937年度には生産能力の限界に達してしまい、完成機数の伸びが鈍化してしまいます。受注が増えれば操業を強化して夜勤体制を採り、従業員を増やしてどんどん […]
3月 28, 2008
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日本の「シャドー」インダストリー
イギリスの飛行機増産計画について書いてきましたが、グループ化や「シャドー」計画のような発想は他国でも見ることができます。 たとえば日本の場合、日本海軍は支那事変勃発と共に飛行機増産時代を迎えますが、それと同時にある機 […]
3月 26, 2008
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計画の功罪
グループ化と「シャドー」計画は軍備計画の達成には十分に貢献していますが、製造会社のグループ化には機種の標準化という功罪相半ばする特徴があります。英国の多くの製造会社は戦時中、自社設計の新型機ではなく他社設計の現有機の量産 […]
3月 26, 2008
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Posted in: 航空機生産