Archive for the ‘アメリカ戦艦の辿った道’ Category
アメリカ戦艦の辿った道 9(戦艦部隊の黄昏)
「アメリカ海軍の中で太平洋戦争中も戦艦の地位は揺るがなかった」と唐突に言われても、そうそう素直に頷けません。開戦以来、真珠湾では航空攻撃で太平洋艦隊の主力戦艦が壊滅的な損害を受け、マレー沖ではイギリス海軍の誇る新戦艦と […]
6月 7, 2009
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アメリカ戦艦の辿った道 番外編2(割を喰う空母建造)
第二次世界大戦で世界最大の海軍国となったアメリカは当然のことながら空母大国でもあります。アメリカの航空母艦といえば桁外れな搭載機数を誇り、強靭かつ合理的で非の打ち所の無い存在と評される反面、ファンにとっては軍艦としての […]
6月 5, 2009
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アメリカ戦艦の辿った道 番外編(「黒船艦隊」の実情)
ペリー艦隊来航について語るとなぜか、土佐弁になったり、江戸下町言葉になったりするものであります。 「これからは日本人も蒸気船で世界に出て行く世が来るぜよ。」 「お前さんたちゃ、あの煙をモクモク吹き上げる外国船を化け物と […]
5月 17, 2009
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アメリカ戦艦の辿った道 8(最後に背中を押した「ルーズベルト恐慌」)
ルーズベルトのニューディール政策と海軍軍備増強は表裏一体の関係にあります。通常、教科書で我々が習った歴史ではニューディール政策は公共事業を中心とした大規模な財政出動で景気を刺激するケインズ経済学の見本のように扱われてい […]
5月 5, 2009
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アメリカ戦艦の辿った道 7 (日本海軍の反応)
ルーズベルトの建艦政策が日本とアメリカの海軍軍備競争を生んだと説明されたなら、よく勉強されている方は「いや、ルーズベルトの就任よりも日本海軍の①計画の方が先じゃないか」と思われるかもしれません。確かに日本海軍の①計画は […]
4月 13, 2009
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アメリカ戦艦の辿った道 6(陸軍の窮状)
国家工業復旧法(National Industrial Recovery Act)を利用して海軍軍備を推し進め、「ビンソン トランメル法」として知られる建艦計画に踏み切ったルーズベルトですが、なぜか諸外国に対して「アメ […]
3月 24, 2009
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アメリカ戦艦の辿った道 5(特異な大統領)
1920年代を通じて「戦艦無用論」に脅かされ、ほとんど戦艦という艦種の廃止につながる軍縮提案に苦しんだアメリカ海軍ですが、1933年に大きな転機が訪れます。今まで絶望的なまでに新規建造を押さえ込まれていた状況が一変し、急 […]
3月 23, 2009
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アメリカ戦艦の辿った道 4(戦艦vs航空機)
三代にわたる共和党大統領の話ばかりしてしまいましたが、戦間期はやはり航空躍進時代です。戦艦の盛衰を語るなら航空機の話もしなければなりません。ここを通り過ぎてしまうと1920年代からの20年間、アメリカ戦艦を脅かした第一 […]
3月 22, 2009
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アメリカ戦艦の辿った道 3(ロンドン会議)
1920年代前半、共和党政権下での国防方針によって押さえ込まれ、ミッチェルを筆頭とする陸軍の航空派にも無用の長物扱いされて激しく攻撃された戦艦部隊はまったく四面楚歌の状態にあります。大戦後初の共和党大統領ハーディングの […]
3月 21, 2009
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アメリカ戦艦の辿った道 2
第一次世界大戦で各国のド級戦艦という「新兵器」が戦争の勝利にも早期終結にも貢献できなかったという事実によって、このような高価な兵器に膨大な予算を注ぎ込むことに対しての疑問が生まれ、海軍部内と外の世界との戦艦建造に対する […]
3月 20, 2009
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