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東京から帰る

 土日、ヂャアマンエレクトロな友人森田君の結婚式で東京へ。同じく式に招待されている友人がいたので、晩は彼らと飲むのだろうなあと思いこんでいて、夕方連絡したところ、全員予定が決まっているという返事が返ってきて愕然。17:00の時点で予定全くなしと相成った自分は、ケータイの住所録の東京在住の人間に片っ端から電話をかけまくる、気の毒な人と成り果てていたのであった。

 当然そんな急に遊んでくれる人がいるわけもなく、盟友一軸官庁に泣きついていたその時、ユキヲから連絡。仕事バックれて来てくれるとのこと。マジスカ。さらに、まなかじさんも春日部から駆けつけてくれたおかげで、寂しい人にならずに済んだ。ユキヲ、まなかじさんありがとう! あと、連絡くれた一軸官庁、今回はキャンセルしてごめ。今度こっち来たとき蕎麦食おう蕎麦。そいと、カンタニャックさん、せっかく返事くれたのに、すんませんでした。

 ユキヲ、まなかじさんと飲んでいる最中に、ともぞう到着の報告が。ホテルに帰ったら、ちょうど久保さん夫妻とともぞうが合流していて、そこに森田君と婚約者のさやかさんがいたので、ご挨拶。そのまま、近所の居酒屋に出かけたのだけど、森田君も来てくれた。そこに、くまっちが帰ってきて、鳩のメンバー集結。

 当日はそのまま一時過ぎまで飲んだ。楽しかったよ。

 翌日は寝不足で式と披露宴に出席。いい披露宴でした。こうちゃんお幸せにね。鳩のメンツで温泉行こうね。

P.S. ちょwっwwww目録の99ページwwwwっっwっw

明日は東京へ

行くんだけど。日曜にある友人の結婚式で。

誰か、昼ヒマこいてる人いない? って言うの遅いよな。

疲れている

 今週はクライアントのクライアントからの要望で東京に拉致られているのだけれど、忙しくて忙しくて、しようがない。暇が取れれば、ユキヲとサシで飲もうかなどと考えていたが、正直無理っぽい状況に虚しくなってきた。

 当初金曜までの予定だったが、土日月までかかりそうな線が濃厚になってきた。そんなんなったら下着の替えがもたねえよ。

 せめて晩くらいはうまいものをと思っても疲れてそんな気力もない。今日はコンビニメシ食ったよ。早く札幌帰ってVicRやりてえ・・・

UMEZZ.com

 UMEZZ.comというサイトがある。

 UMEZZ.com

 梅図かずおのオフィシャルページなのだけど、このページは本人が大々的に出演しまくっており、そのコーナーの一つこんなのがあるのだ。

 UMEZZ VOICE!

 梅図かずお本人が、自身の作品の登場人物の台詞を、情感たっぷりに読み上げるというナイスな企画なんだけれど、なんとここで選ばれているキャラクターが、漂流教室の関谷なのだ!

 どれもこれも名台詞だけれど、特に「あっ、ぼっちゃん!!」の卑屈さはどうだ。この企画、いったい誰が思いついたのか知らないけど、素晴らしい素晴らしすぎる。

 あー、また漂流教室読みたくなってきた。未だに、勇敢な人と言われて自分が真っ先に思いつくのは、防衛大臣の池垣君なんだよなあ。

鯖ディスク交換でテンパる

 実を言うと我が家の自鯖のハードディスクは、二年前にじゃんぱらで2980YENで購入したMAXTORの8.4GBのディスクを使用していた。

 中古のハードディスク、というだけで危険な香りがプンプンするが、その上このディスクはそのサイズからもわかる通り、相当古いシロモノであり、どれくらい古いかというと、S.M.A.R.T情報が取得できないほどの古さなのであった。

 この自鯖を立てた当時は、誰も読まないホメパゲしか置くものもないことだし、そんなんでもいいかと思っていたが、最近になってパラドゲーのwikiを置くことになってからは、さすがにヤバいなあと思い続けていたのだ。もちろん、もう一台ディスクをマウントして、そちらにデイリーでバックアップを取っていたものの、肝心のメインのディスクは、いつ寿命が尽きないとも限らないシロモノである。よって、本日ディスクの入れ替え作業を断行したのだった。

 一番楽な方法は、ディスクの中身を丸々よっこいしょする方法だが、ウチの鯖はdebianのwoodyからアップデートしていたため、カーネルのアップデートは数度にわたり、grubの画面を見るたびに憂鬱になっていた。加えてaptの恩恵をあまりに享受しすぎていたため、なんか、ワケのわからんパッケージがてんこ盛り状態だった。この現状を打破すべく自分が選択したのは、debian etchをインストールし直した上で、必要なデータを移す、というものだった。

 本日7:30に目が覚めたので、おもむろに作業スタート。通常であれば、まずmondoでイメージバックアップを取るのだが、鯖の停止時間をなるべく短くすませたかったので、これはスキップした。また、現時点でのバックアップも取らなかった。古いディスクのデータは、mountをかければ取り出せるし、いざとなれば4:00に取ってあるデイリーから戻せばいいと、高をくくったのだ。

 さて、新しいハードディスクにetchのインスコを完了させたので、現行のディスクをスレーブに接続して、mountを試みる。が、なぜかうまくいかない。仕方ないので、現行ディスクをプライマリに戻し、起動をしてみる。すると、ブート時に180日以上チェックしてなかったから、パーティーションチェックするよメッセージが。なんで?

 いや~な予感がしてきた。と、ブートが途中で止まり、なんかディスクおかしいぞ、rootログインして原因調べてメッセージが。そこでrootログインして、lsをかけると

 空

  ガクガク(((( ;゚Д゚))))ブルブル

 マジで冷や汗がたれてきた。心臓はプレッシャーでバックンバックンいっている。や、まてまて。もう一台のディスクに今日4:00にとったばかりのバックアップがある。そこから戻せば、パラドゲーのwikiは助かる。

 しかし、問題はなぜ現行ディスクがお亡くなりになったのか。やったことと言えば、mountだけだ。それか? いや、そんなことでいかれるわけがないのだが、しかし一つだけ心当たりが。今回はディスクシステムにLVMを使ったのだ。

 LVMからmountしそこねると、ディスクが壊れる。

 わかってる。そんなことがあるわけはない。あるわけはないのだ。ありっこない。つまり、このディスクは寿命寸前まで来ていて、今日のディスク交換を期にその天寿を全うしたのだ。頭ではわかっている。しかし、心臓の鼓動の速まりは収まらず、未だパニックから抜け出せずにいる。

 落ち着くのだ。しかし、落ち着くには時間が必要だ。作業開始からすでに2時間が経過した。いつまでも鯖を止めておく訳にはいかない。

 バックアップ用のディスクをmountすれば、いいだけだ。mountするだけで、ディスクが飛ぶことなんてあり得ない。そんな確率は万に一つだろう。しかし、この段になって、テンパった自分の頭はそうは考えない。ディスクが飛ぶか飛ばないか。all or nothing フィフティフィフティなのだ。

 ここで、自分は識者に教えを請うという正しい選択をした。自分が知ってる中で一番Linuxに詳しい松本さんに電話するのだ。

 まだ、就寝中であった松本さんに平謝りしつつ、ことの顛末を話す。もう自分が欲しい答えは一つ。mountしても大丈夫だよの一言なのだ。しかして、松本さんは速やかに当方の望むところを察知し、それでディスクが飛ぶことはありえないよ、といってくれた。ありがとう松本さん、人生の師よ。

 さあ、やるだけはやった。あとはコマンドをたたくだけだ。

 mount /dev/hdb1 /home2

 無事mount完了

 全身の力が抜けた。

 そこから、とりあえず、wikiのみリカバリして、鯖を立ち上げた。

 しかし、今日つくづく感じたのはデイリーバックアップというのは役に立つなということ。あんまり役に立って欲しくはないんだけど。

 まー、今度からは、たとえ時間がかかっても、フルバックアップはとってからやろうと心に誓ったのであるよ。

極魔界村

(´Д`;)

http://www.makai.jp/

ANIME EXPO 2006に集まったレイヤー

つか、これは日本のアニメのコスプレじゃないだろ。

 http://www.oricon.co.jp/upimg/news/20060704/27078_3.jpg

北のミサイルって

 最近、将軍様が、「子鼠ニューヨークの征服」を読んだとかじゃないのか?

 アメリカと戦争
 ↓
 敗戦
 ↓
 アメリカによる戦後復興
 ↓
 ウマー
 とかさ。

 

最近周りが騒がしい件

 最近、職場において、W杯トトカルチョが大絶賛開催中で、どこが優勝するかという話題が絶えない。
 まあ、それ自体は一向構わないのだけれど、一部の人間による、オレ予想がうざい、死ぬほどウザい。
 なぜ、こうもイライラするのか不思議だったが、理由が分かった。そのしゃべくり方が、競馬始めたばっかのヤツのそれに酷似しているからだ。
 10年前、外観がピンク色に改装されて間もない中山競馬場には、競馬新聞を広げながら、「だからここでこうなるとこれが鉄板で~」などと、わざと周りに聞こえるように、自前の予想を声に出す若造が後を絶たなかった。これは、あのウザさと同質のものだ。
 結局、当たる当たらないよりも、どこが優勝するか予想する行為自体が楽しくて楽しくて仕様がないのだろう。まあ、気持ちは分かる。だが、オレの聞こえないところでやってほしい、正直耳障りだ。
 大体、ブラジルが一番人気ってなあ。お前ら大陸の法則も知らんのか。「オランダって優勝したことあったっけ?」って、そんなことも知らずに、予想立ててるんじゃねえ氏ね。
 来月の中までこの状況は続くんだろうな鬱。

 聞いていると、どこどこが一位で通過するとどうの言っているのだが、そんなの当たるわけねえだろ馬鹿。三大会も見れば、そういう予想が、まったく意味のないことを悟るはずなのである。
 こういうのは結果から、考えるのが手っ取り早い。まず、過去にドイツで開催された国際大会はというと、74年のW杯西ドイツ大会。88年の欧州選手権西ドイツ大会がある。双方、決勝カードはドイツxオランダ。だから、今回もドイツxオランダだ。予想なんて、この程度がちょうどいい。まじめに考えても絶対当たらないんだから。
 ついで、88年の欧州選手権はオランダが優勝したが、そのときのエースはファンバステンだった。今回の代表はそれをガキの時分にテレビで見ていた世代であり、その監督がファンバステンなのである。これだけ条件がそろえば優勝するだろう普通。
 とにかく、ドイツでおこなわれる国際大会における、オランダの気合の入り方に関してまったく無知なのがまた腹が立つのだな。もうちょっと勉強しろ。

6/13訂正:88年の欧州選手権決勝はオランダxソ連だったよ。オランダxドイツは準決勝だった。勘違い~

トミノ監督に映画を撮らせてやれよ

 数年前に佐藤大輔の「征途」が文庫本になった。

征途〈上〉衰亡の国
征途〈上〉衰亡の国

 ほんで、この中巻の解説を、なんとあの押井守監督が書いていて、その中で押井監督は、「あそこで栗田艦隊が突入していればああ」という熱く思いをぶちまけ、征途を読んでその長年の鬱屈としたものが解放された旨を、切々と書きつづっていた。それは、あの監督がここ15年で書いたテキストの中で、もっとも平易で理解しやすい内容であった。

 そうか、押井監督もまた、元丸少年型のミリオタだったのだ。これで、赤い彗星、紅い眼鏡、紅の豚の、日本を代表する三大アカ監督(C)しろはたが 、揃いも揃って、戦後間もない日本の心の支え系戦記を少年時代の糧としていたことが判明してしまった。戦後間もない日本の心の支え系ってのは、アレね、つまり敗戦後どん底にあった当時の日本人を慰めるべく勃興した、「こてんぱんに負けたけど、実は日本軍すごかったんだぞ」といった内容のものを指す。疾風に米軍の燃料と整備で飛ばしたら690km出ちゃったじゃん、とか、そのあたり。

 しかし、宮崎、押井は、その功績に相応しい評価を世界的にも確立しているものの、トミノ監督だけは未だに不遇だと言わざるを得ない。そもそも、この人、TVシリーズの編集以外の映画をほとんど撮ってないし、撮らせてもらったのは、逆シャアとF91のみ。両方ガンダムだ。他の二人は、好き放題好きな映画を作りまくってるというのに。

 TVシリーズの監督は当然お仕事なので、それが監督本人の本来作りたいものであることなど、まずない。トミノ監督は、昔から「ロボットなんか大嫌い」と言いながら、ロボットアニメばかり作らされてきた監督だ。んじゃ、トミノ監督の作りたいものって何よ? というと、それは監督の初の小説「リーンの翼」の中に見ることができる。初めてのフリーハンドで与えられた小説ということで、これが監督がやりたいものと見ても、差し支えはなかろう。

 で、それが「ゼロ戦、特攻、ファンタジー」だったのだな。

 ファンタジーについては監督はダンバインをやるとき、その思いを切々と語っていた。実際当時の国内においては、ファンタジーなるジャンルは皆無であり、自分もダンバインを見ながら首をかしげた記憶がある。ダンバインは当時あまり知られなかったファンタジーというタームを持ちこんだ、当時割と画期的な作品だったのだ。そんな馴染みの薄い世界観を持ってきたおかげで、視聴率もさんざんだったようだが。D&Dが新和から発売され、コンプティークでロードス島戦記の連載が始まり、ファンタジーがブームとなるのは、ダンバイン放映より 三年ほど後のことであった。

 しかし、思うに、監督はファンタジーと言うよりは貴族が描きたかったのかもしれない。毅然とし、生まれに対する責を全うする王侯貴族をトミノ監督は好んで描くから。たとえば、ダンバインのシーラ姫。F91にはコスモ貴族主義なんてのが出てきたし、そういえば近作のキングゲイナーでも、アナ姫が、アスハムに「オーバーマンに乗るほどのもののふが」と口上を切るシーンがあった。

 残りの、ゼロ戦と特攻だが、これはガンダムエースのインタビューで「子供の頃夢中だったもの」という質問の中で告白している。上記した戦後間もない日本の心の支え系戦記が大好きであったと。少年時代に読んだ戦記の中の、特攻に対する思いが歪みに歪んで、その後の皆殺しへと発展したのだろうか。監督の隙あらば特攻な芸風はVガンダムで頂点を迎えるが、ターンAガンダムの「全肯定宣言」によって持ち直したかに見えた。

 しかし、この前公開されたZガンダム2「恋人たち」では、新エピソードの中でまたもや特攻をやっているではないか! やっぱり特攻好きは直ってなかったのだ!

 真珠湾奇襲の一ヶ月前に生を受けたトミノ監督は、もう今年で御年65になる。年齢的にももう撮れる映画の本数は物理的に限られているだろう。ならばこそだ、三大アカ監督の中でも、もっとも今の日本に多大な影響を及ぼしたトミノ監督の偉業を労ってだ、バンダイは一本くらい、トミノ監督が本当に撮りたい映画を撮らせてやってはどうか。だいたいお前ら、ガンダムだけで何億稼いできて、また今後もどれだけ稼ぐというのだ。それを考えれば映画の一本くらい、砂粒のごとき予算ではないか。

 ただし、トミノ監督に好きにやらすと、押井監督以上に訳のわからないものを作る可能性がある、ここは原作をつけて適度に縛りを入れようではないか。そうだな、監督の大好きな戦記ものがよい。戦記物の映画は今追い風が吹いている。男たちの大和も興行成績よかったらしいな。

 そうだ、ラバウル烈風空戦録はどうだろうか? ゼロ戦だし時々特攻もあるし、ぴったりじゃないか。ホントの話、トミノ監督のゼロ戦映画は見てみたいなあ。

 と、ここでラバウル烈風空戦録のamazonリンクを貼ろうとしたら、全巻絶版でやんの、むーん。