HoI2 大日本帝国 AAR 第3話「下駄箱の中のラブレター」

 前号までのあらすじ。

 寛治は、浜子に恋愛経験が足りないと感じていた。そんな中、浜子にコータから真剣なラブレターが届く。初めての出来事に戸惑いを見せる浜子に対し、寛治は久美恵を交えてのダブルデートを提案する。一方、浜子のことが好きになっていた雄二はデートが気になり、尾行を始める。

 というわけで、大日本帝国AAR 第三回である。上にも書いたとおり、ウラルを越えロシア本土へ乗り込まんとする大日本帝国の前にはドイツ第三帝国が立ちふさがっており、進軍速度が鈍りつつあるのが現状だ。
 ここで、エゲレスがどーんと欧州上陸を敢行し、東部戦線の戦力を欧州へ引き戻してくれると、非常に助かるのだが、その気配はまったくない。気になった大和はエゲレス子に思い切ってたずねてみた。なんで、おまいはオーバーロード作戦やらないの、と。

 「じつはあたし… 輸送艦1隻も持ってないの…」

 氏ねや。今すぐ可及的速やかに。

 見てみたら、本当にない、ただの一隻もない。じゃなにか、おまいが本土に作りためている機甲師団は宝の持ち腐れかと。
 これではお話にならないので、最後の手段、指揮権の譲渡要求を行う。これをやると、同じ軍事同盟の友軍を自由に動かせるようになるのだ。
 輸送艦隊は日本本土に待機させてあった、総勢12隻の艦隊を英国のプリモース拠点配備。同時にソ連極東艦隊殲滅後、やることがなく、呉港にてモスボール状態になっていた、小澤治三郎元帥率いるGF第一艦隊をスカパフローへ拠点配備し、ドーバー海峡の制海権確保に充てる。
 で、ドーバー海峡の哨戒やらせたら、なんだよ44年にもなってドイツ海軍まだまだ元気じゃん。エゲレスなにやってたんだ? ロイヤルネイビーの名が泣くぞ。

 で、ドーバーをうろつくドイツ海軍を追っ払ったところで、どこから上陸するか考える。
 うーん、さすがに沿岸部は守備隊を貼り付けてあるなあ。こっちは一度に投入できる戦力が12個師団なので、できれば被害の甚大な上陸作戦は避けたとところ。
 と、欧州沿岸をなめていると、あれあれ? 先生! デンマークの北岸、オーフスががら空きです!
 というわけで、迷わず、ここから上陸することに決定。1944年3月10日、連合軍は欧州大陸への無血上陸を達成した。

 そして、中戦車6個師団を先鋒に、怒涛の勢いで進軍する。守りの薄いベルリンを一気に占領してからは、主力を西に向け、ベネルスク三国とフランス領土の回復をはかる。
 いやー、欧州はいいね、交通インフラが整備されてて。ウラルの平原とは進軍速度が大違いだ。レン・デイトンも真の意味でのブリッツクリークは、パリ電撃戦だけだったとゆってるしな。
 カナダからの援軍も到着し、戦力を増強した連合軍によって、西ヨーロッパのドイツ占領地は順調に開放されていく。そんなこんなで、1944年4月の世界はこんなカンジだ。

 欧州上陸作戦のおかげで、東部戦線が手薄になった機を逃すことなく、わが帝国陸軍は南回りで進軍を続け、セバストポリ要塞とキエフの陥落を狙う。いまや青色吐息のソ連は放置する。そうすればドイツ軍兵力をソ連国境線に割かせることができるから。
 ずいぶん調子が上がってきた。このペースなら、ヒストリカルに45年春には、ナチスドイツを降伏させることも夢じゃないかも。以下次号。

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