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2010年を振り返ってみましょう

■一番面白かった本

宇宙消失 (創元SF文庫)

まー、これはTwitter上でさんざ言ったんで、今更書くのもアレですが、とにかく邦訳が出た直後におそらく日本中で囁かれたと思われる「オレの読んだ宇宙消失はこうだった」に乗れなかったのが、悔しくて悔しくて仕方なし。

ちなみに自分のは、「悪の秘密組織アンサンブルに改造手術をされた主人公が、地球征服を目論むバブルメーカー星人と戦う話。ボークイは貧乳で、アンハッピーエンド」でした。

全編、中だるみもなく一気に読ませる構成が見事で小説としてすごくちゃんとしているのが好感触だったんですが、順列都市読んだら前半がクソつまらなくてまいったもう。

■一番面白かったゲーム

レッド・デッド・リデンプション【CEROレーティング「Z」】

つーか北米Game of the Yearですかそうですか。まあ妥当ですわね。

自分の場合もわりと消去法的なところで、ニューベガスが後半いまいちだったとか、前半素晴らしかったアランウェイクが最後超展開で萎えたとか、そういうこともあって総合的にはこれが一番だったなと。ただ、去年のSteins;Gateみたいなハマり方ではなかったなと。

西部劇が舞台というところで売上では他に譲りましたものの、ゲームの内容は圧倒的。ただ馬に乗っているだけで面白いという、まったくにゲームなゲームであります。

ただもうすっかり主人公マーストンの顔が脳内で安永航一郎化しちゃってやーなカンジです。

そいやこの前、夕陽のガンマンのBD買って見てたんだけど、冒頭モーティマー大佐に撃ち殺される賞金首の顔が、アルマジロの保安官の助手にそっくりで吹いてしまいましたわ。やー、強烈な顔だと記憶はあったけれどねえ。

■一番面白かったTwitterアカウント

イデヨシです、ドーモ

というわけで、サイバーパンクニンジャ活劇という、ものすっご受けの範囲が狭いニンジャスレイヤーさんですが、もう好きな人には素晴らしい。

何が素晴しいって、もうその文体が確立されていることからして素晴らしい。

あと、見たときに読むのが標準のTwitterに最適化されたそのフォーマットも見事。

あー、連絡取れないけど教えてあげたいな、生とかとみーさんとかに。

さて来年はもうちょっと利口になりたいですねえ。具体的に方策はないけど、まず本は読もう。