ロニー・ジェイムズ・ディオが亡くなったそうです。
今週は喪に服しつつ、ディオのボーカルをヘヴィローテーションしようと思います。
[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=mGj6Cj392Cc]
今週末はカラオケ行ってスターゲイザー歌ってこよう。
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ロニー・ジェイムズ・ディオが亡くなったそうです。
今週は喪に服しつつ、ディオのボーカルをヘヴィローテーションしようと思います。
[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=mGj6Cj392Cc]
今週末はカラオケ行ってスターゲイザー歌ってこよう。
スカパでやっていたので。
押井映画を観る流儀に則って半分寝ながら見ました。
へろが毎週同じものを6、7回繰り返し見ては毎回同じところで笑い、大いに配偶者に気味悪がれているという、けいおん!!ですが、このEDでつむぎがハモンドオルガンを弾いています。
[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=mJx6SNstBHk]
このハモンドの型について、old B3だnew B3だ、いや非実在ハモンドだと諸説入り乱れているので、一つ自分で調べてみることにしました。
まずハモンドオルガンについて、大雑把な説明。
1934年にローレンス・ハモンドさんが開発した安く買えるパイプオルガンの代用品で、60年代には主にギターに負けない、でかい音が出るという理由で、多くのロックキーボーダーに演奏されました。
どういう音の楽器かというと、ED曲のがそうなんだけど、いちおエマーソン師匠の演奏おいておきますね。
[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=N0FuFfcCZiE]
この曲はヴイーンという音以外はほぼ全部ハモンド。ちなみに使用機材はハモンドC3。ってかこの時代のヨーロッパのミュージシャンはほぼ全員C3。C3はキャビネット形状が異なるだけで中身はまったくB3と同じ機種です。
C3の向かいに配置されているのが廉価モデルであるところのL-100。エマーソン師匠に蹴飛ばされたり、馬乗されたり、回されたり、下敷きになったり、ナイフぶっさされたりするかわいそうな楽器なのでした。
[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=xiT1H4uLzIo]
ちと横道にそれたので本題に戻りましょう。
まず問題の画像はこれ。
まず、土台部分がオープンになっているということで、該当機種はB3に絞られます。他のハモンドはいずれもキャビネットの足の部分が隠れているものばかりですから。
じゃあ、OLDかNEWかってことになります。
OLDとNEWとはなんぞかというと、OLDは1955年から1974年までに生産されたオリジナルで、もはやビンテージとなったB3を鈴木楽器製作所がレプリカとして新規に生産したのがNEW B3。
http://www.suzuki-music.co.jp/search/N_001907.html
ありがたいことに取説PDFがダウンロードできるので見てみると、前面の図があるのですが、前方に二本ある支柱がEDにはないことに気づきました。
構造上、取り外しのきくようにも見えませんから、この時点でNEW B3はなしです。じゃあ、OLD B3はどうかというと、そもそもNEW B3はオリジナルを忠実に再現したレプリカであるからして、OLDにも同様の支柱は存在するわけです。自分が見た写真ではすべての機種に支柱はありました。ただ多くの数が生産された機種ですし、支柱のないタイプが存在するかもしれません。それを調べる術は、地道に当時のオルガニストの演奏写真を見るなり、ようつべでジャズオルガニストの演奏を再生するしかありませんね。
で、今回のけいおん!!EDのハモンドはB3によく似ているけど、B3とは別の架空のハモンドという結論に至りました。
ちなみに、鈴木楽器製作所のNEW B3ですが、本体のみで137万、レスリースピーカーと合わせると178万とか。これは左利きのベースが売れまくった事件に対する製作サイドの嫌がらせなんでありましょうか?
思うに第三期のEDは、メロトロンを弾けばいいと思います。それだったら調べなくていいし。
追伸
レプリカ生産品だからそれだけ高いのはわかるけど、じゃあ当時の値段でB3ってどれくらいしたのかというと、ディープパープルのジョン・ロードのインタビュー記事にこんなのがありました。
彼がまだ下積み時代の頃、フリーターをしながらアマチュアバンドをやっていたのですが、あるバンドの前座をやっていたとき、主役バンドのキーボーダーが使っていたハモンドのリバーブ音があまりに素晴らしいので、どこをどういじればそんないい音が出るのかと、キーボーダーに尋ねたのだそうです。彼の答えは「お前の使ってるL-100じゃ、この音出すのはムリ。C3じゃないとこの音は出ない」でした。ジョン・ロードはその時C3の値段を尋ねたのですが、それは彼の当時の月給の半年分だったそうです。これを現代の価格に換算すると、フリーターだったジョン・ロードの月給を10万程度と見るとして、その半年分で5、60万というところではないでしょうか?
追々伸
二本の支柱ですが、よく見たらありましたw
なのでやっぱり結論は、B3かもわからんねというところで、めんどくさいんで、もうこの記事おわり。
虐殺に文法があるなら、萌えにも文法があってもいいじゃん!
ツンデレ器官とかねこみみ器官とか先輩のワキの下がたまらん器官とか、いろいろあるんだぜ、きっと。
ほんでアキバには、萌えの文法に基づいた暗喩があちらこちらに看板になって出てるんだ!
俺たちは、じょん☆ぽーるに踊らされてるんだよ!早く目を覚ませ!や、でもめんどくさいからいいや。
ウチら界隈のカリスマ読書家インドさんがおもしろいとゆっていたので買って読んでみました。
作者は故人。死に際に書いたという側面から語られることも多い作品のようですが、それよりもなによりも中学生の考えた漫画のプロットを原点としている内容が最強に高められてる様が素晴らしい。これは最大限に研磨された「ぼくのかんがえたさいきょうのとくしゅぶたい」であります。
ただ、それを卑下するでもなく誇りとしているところがいいです、すごくいい。ここまで高められた内容でありながら、ルーツとしての中学生の考えた漫画の部分は色濃く残っている。そしてそれを感じ取れる素養のある人こそがこの作品を楽しめるのではないかと。
この作者がこれを小説として発表した理由はただ一つ。絵に描けなかったから以外考えられません。絵を描けなかった人が小説で漫画を書いたものがラノベであると言う認識を自分は持っていますので。これもラノベでいいんじゃないでしょうか。
だからインドさんは、そろそろラノベ読んでもいいんじゃないかな。
以下だらだらと。
あと、かたなしせんせーおすすめの「青空にとおく酒浸り」も読了。オレ、今度から読む本はインドさんとかたなしせんせーに決めてもらうよ。