日本のブラジル戦敗戦後、これはスタジアムへ行かねば! とサポーター熱が急上昇した勢いに乗って、去る6/23、コンサxヴェルディの試合を見に、厚別競技場へ足を運んだ。J1から降格した年は、何度かスタジアムで観戦していたのだけど、そのとき一度も勝ち試合を見ることが出来なかったことに絶望して以来、ずっと行ってなかったから、かれこれ四年ぶりか。
コンサがJ2へ転落した一年目、フロントはジョアン・カルロスなどという詐欺師に大金をはたいて、山瀬を売った金をドブに捨て、大いに絶望させてくれたが、その次の年からは、柳下という名監督を迎え、若手中心に時間をかけてじっくりチームを熟成してきた。
そして柳下体制になってから今年で三年目、どうやら成果は実を結びつつあるようだ。細かいパスをつなぐサッカーは全員に浸透している。後先考えない放り込みと、小倉の宇宙開発に絶望しまくった四年前とはエラい違いだ。また、チームの得点トップはブラジル人のフッキだが、決して彼に頼り切るわけでもなく、全員でチャンスを作っている様を見てると、なんだかジーンとくる。よくぞ、ここまでのチームを育ててくれたものだ。
結果、まったく危なげなく4-0で快勝。この日はコンサで出来もよかったが、それ以上にヴェルディがひどすぎた。つか、背番号44とかなんですか? なりふり構わぬ補強をしているとは聞いてたけど、選手大杉。
つまりは、いろんな選手が入ってきて、それをとっかえひっかえ試している内に、ドツボにはまったのが今日の試合とか、そんな感じなのだろうかな?
ヴェルディフロントは、今年一年での昇格を至上命題としているのだろう。しかし、実力の伴わない今のチームの状態では結果的に一年棒を振ることになる。それはコンサがすでに経験済みのことだ。ここは一つじっくり一からチームを立て直して欲しいものだけれど、今のラモスはそれを許される立場にはないのだろうな。
正直、ラモス代表監督を見てみたい自分としては、今年のヴェルディには、もうちっとがんばって欲しいところ。
当たり前のことだけれど、Jリーグなくして代表なし。Jリーグを応援するサポがいての代表なのだ。だから、みんなもスタジアムへ行こう! そして地元のクラブを応援しようじゃないか!
ホーム側ゴール裏席は、コンササポで埋め尽くされている。四年前から変わらない光景。スタジアムから遠ざかっていた自分としては、正直頭が下がる。
ヴェルディサポは正味50人程度ながらも、コンサに負けない声量の応援を送っていた。ピョンピョン跳びはねての応援は相変わらず健在。ただ、今日の試合は、気の毒だったな。
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