いかにしてブラジルに勝てるのか

 以下は妄想なんで、テキトーに読み流してください。

 日本がどうすればブラジルに勝てるかを読み解くには、まずジーコが16年前、住友金属に来たとき、ブラジルサッカー界は彼を止めなかったということから考えなければならない。

 たとえばの話、イチローが数年後メジャーを引退して日本に帰ってきて、コーチになったとする。彼のことだから優秀なコーチとなるだろうし、末は監督にもなれるだろう。そのイチローが、数年してから突如、イタリアへ行って野球を広めてくると言い出したとする。日本野球界は全力でイチローを止めるだろう。当たり前だよな。

 しかして、日本野球界におけるイチロー以上の影響力を持つ選手であるはずのジーコを、ブラジルサッカー界は止めなかった。や、止めたかもしれない。ジーコが日本に行っていた数年間は、ブラジルサッカー界の損失だったのかもな。ジーコはしがない社会人サッカークラブを日本一のクラブに育てる偉業を成し遂げた後、ブラジルに帰った。ブラジルは彼をどうしたか。監督をやらせたか? 実際にあてがったポストは、スポーツ大臣、代表テクニカルコーディネイター、なんか微妙な役職ばかりだ。

 なんでだろう?

 国内でもブラジル最高の選手と名高いのに。

 日本でも実質監督として、そこそこ実績も残してるのに。

 なぜか、敬遠される。そういう人っているよね。

 どういう人かってまあ、そういう人なのだ。

 なんつーかさ、ブラジルサッカー界はジーコをもてあましてたんで内科医?

 ほんで、そんなジーコに高いサラリー払って、四年も預かってくれた日本は恩人なんで内海?

 恩は返してもらおうじゃないか。この最高の舞台で。

 以上、妄想終わり。

 しかし、今更だが、なんでブラジルの監督パレイラなんだろうね。ホント監督がいない国だよなあ。

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