HoI2 大日本帝国 AAR 1

 さて、ファーストプレイでは、ドイツをまったく笑えない変態技術立国に成り果ててしまった日本のリベンジ開始である。

 まず、事前目標の確認。
 外交では日英同盟を復活させる。やはり、日本はエゲレスとは仲良くしなければダメだ。それに連合に入れば、資源の心配はいらなくなるし、技術の青写真はもらい放題だ。
 中国はすべてたいらげる。ただし、日英同盟復活のため、エゲレス様への文通費を捻出しながら、軍備を整えねばならないため、おそらく廬構橋事件までには開戦できないだろう。そして大陸打通を達成した後は、ドイツのバルバロッサ発動にあわせて、ソ連に宣戦布告。ソ連を壊滅させたらドイツと直接対決。よし、これで行こう。
 ドイツのソ連侵攻が読めない嫌いはあるが、パリ電撃戦までの流れはほぼ鉄板だし、なんとかなるだろう。
 アメリカはモンロー主義を貫き通すと踏んで、計算には入れない。もちろん連合に入ってくれれば強力な味方だ。万一、枢軸に与するようなことになったら悪夢だが。
 あとは、考えなければならない国は… うん、ないよな。(と、ナチュラルにイタリアを忘却してしまう)

 スタート直後は、歩兵2ライン、工兵1ラインのみ生産し、国民生活物資に予算を振って蓄財する。レベル1の艦船はすべてスクラップに。どうせ使わないし、補給物資を無駄食いするだけだからだ。
 コツコツと貯めた予算でエゲレス様に政治干渉し、ひたすら関係修復。そして同盟加入申請の成功率が30%になったところで、申請実行。見事成功。
 晴れて、連合の一員となる。これで、資源のやりくりに煩わさせられることもなくなった。

 ほどなく、廬構橋事件のイベントが発生し、中国へ宣戦布告の選択肢が出るが、ここは見送った。まだ、もう少し軍備を増強してから開戦した方がいいだろうとの判断から。そして、その三ヶ月後の37年9月、国民党と八路軍の内戦が勃発するのを見届けて、我が軍は山西軍閥に宣戦布告した。
 すぐ、抗日戦線イベントが出るかと思いきや、結局、山西軍閥を併合するまで何事もなかった。ついてる。廬構橋事件から開戦した場合は、すぐ中国国内の全軍閥が軍事同盟を組むのだが。
 どうやら、HoI2にもVicのBBR相当のパラメーターがあるらしく、山西軍閥を併合した途端、技術の青写真の取引ができなくなった。ぅぅ、つらい。
 山西軍閥併合後、即中華民国に宣戦布告する。ここでも抗日戦線イベントは発生しない。スリープしたのだろうか?
 順調に南下を続けると、沿岸にフランス軍の上陸部隊の姿。おお、頼もしい。…と、おもいきやこのフランス軍がくせ者で、ことごとく南部領土を平らげていく。沿岸州をすべて押さえ、内陸に向かって侵攻するさなか、自国領内に引きこもっていた八路軍が漁夫の利をさらいに飛び出してきた。
 結果、三国から挟み撃ちになった国民党軍の命運はここで尽きた。最後は重慶を八路軍に占領され、八路軍によって中華民国は併合された。
 間髪入れず、漁夫の利をさらった八路軍に宣戦布告、これを併合し、残る西北軍閥と雲南軍閥を併合した。結果、39年4月の東アジアはこうなった。

 フランスめ… 食い過ぎだというの。まあ、しかしやがてドイツのパリ侵攻でこれらの領土は、ヴィシー領となることだろう。そうなったとき取り返せばいいことだ。広西軍閥が残っているが宣戦してもどうせフランスに食われるだけなので、放置することにした。

 さて、ではマターリと39年9月のポーランド侵攻を待つとするか。

 …あれ? 9月になっても何も起こらないよ。て、ポーランドの野郎、ドイツの要求飲んでダンツィヒ回廊明け渡して開戦避けやがった! くおのチキン野郎!
 このままではパリ電撃戦も起こるか分からない。そもそも、連合のドイツへの宣戦布告も発生しないではないか。
 仕方ないので、時間を巻き戻してやり直すことにする。やれやれ、前途多難だな… 続きは次号。

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