自鯖をたててみた

 今まで間借りしていた鯖が使えなくなったので、自前で鯖を立ててみることにした。

 思えば、自分のホメパゲの歴史は引っ越しの歴史であった。

  1. Editネット(1997頭くらい)

     一番最初に選んだプロバイダ。まだインターネットプロバイダが乱立していた97年当時にして、それなりの大容量スペースの貸し出しを行っていたものの、いかんせん経路が孫で線が細く、激遅かったため、ソッコーで解約。

  2. BIGLOBE(1997/3-1997/5)

     SSI NG CGI OKで、5MB貸し出し。速度も値段もそれなりだったが、どうもトラブルが多く、特に自分が入っていたwww2s鯖は、その鯖だけのトラブルが多数あった当たり鯖なのであった。結局三ヶ月くらいで解約。

  3. 3Web(1997/5-1998/5)

     大容量、CGI SSIフリーのプロバイダとしては当時定番だった。契約当初はwww.tky2.threewebnet.or.jpという、やたらと長いドメイン名だったが、NEドメインへの変更を機にwww.tky2.3web.ne,jpとすっきり短くなったのは当時嬉しかった。FTPのカレントディレクトリから一階層上に上がると、全ユーザーのフォルダ一覧がずらっと並んでたなあ。この辺今考えると信じられない。TELNET接続を許していたというのも、今じゃ考えられないよなあ。

  4. AIS アキヤマインターネットサービス(1998/4-2001/3)

     東芝クレイマー問題を扱うサイトで有名になったレンタル鯖サービス。このころ、ネットへの接続は当時月2000固定という、一次プロバイダーとしてはぶっちぎりの安価と安定した回線速度を提供していたAT&Tに変えていたため、鯖は別に借りることにした。知ったきっかけは、3webのユーザー掲示板への宣伝カキコで。
     これもなかなかサービスのずさんな鯖であった。FTPの時計がずれている旨報告しても、すかっと無視されて二度言ってやっと対応したりとかな。一年たってから契約更新に返事をしなかったら、まだ、契約期間残ってたのに、ソッコーでディレクトリを削除されていた。サポート対応は遅かったがこういうのだけは早いんだな。

  5. 知り合いのおっさんの鯖(2001/3-2004/4)

     タダで貸してもらっていた。SSH接続もやらしてもらえたし、実質自前の鯖と同じくらいの権限はあったが、さすがにMTのインスコするときは不便を感じた。

 とまあ、以上のような具合に、コロッコロ鯖が変わり続けて現在に至る訳なのである。ソレ考えると、へろなんかホントエライと思う。あいつのパゲは七年前からずっと変わんないもんね。

 とにもかくも、鯖の変更でアドレスがころころ変わるのにもコレで終止符を打てるはず。でも、ウチのパゲ、長年の更新停滞&アドレス変わりすぎで、アクセスログ見ても誰も見にこねえ。
 見てくれるのはcode red だけ_| ̄|○ ちっと宣伝しなきゃあかんかねえ。

 今回立てた鯖は、すべて余ったパーツで組んだ。CPUはセレの700なんだが、電気代がどれくらい来るのか心配。もしかかるようだったら、自鯖で大人気のVIA C3でも買うかねえ。CPUがファンレスになるから音も静かになるしね。
 OSはDebianのSarge。ちゃんとしたインストーラのある今のDebianは、真っ向初心者向けのディストリでええやね。それでも商用ではない気のゆるみなのか、時々信じられない設定にぶち当たることもある。MANのデフォルトページャがLVに設定されているのに、デフォでLVインスコされてないとか。デフォルトMTAのEximってのも謎。このMTA、inetから呼び出すんだぜ。んで15分ごとcronで実行するから、ログが埋まって鬱陶しいったらない。

 DDNSは少し悩んだ結果、結局無料のを使うなら、名前の気に入ったのを選ぶのが吉、という結論に達し、DiCEの対応一覧を眺めた結果、dynDNS.itに決定したのであった。単に国ドメインのitがいいなあと思っただけなのだ。
 ただ、このページ利用規約等が全部イタリア語のため全然内容が理解できなかった。だからもし、利用規約に何か条件があるのかも。たぶん大丈夫だと思うけど。

 そんなわけで、これからは自鯖でだららーんとブログっていくつもりなので、もしcode red以外の読者の方がおられましたらば、よろしくご愛顧のほどを。

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