You are currently browsing the Supper's Ready blog archives for the day 金曜日, 1月 10th, 2003


KC戦記

 Kannor’s Castle、このZoneはLvl46から55位のパーティにおいしい狩り場として、毎日それなりに賑わっている。
 このZoneのキャンプ場所は、入ってすぐのEntrance、Left Moat、Dog Tower(DT)、Right CoutYard(RCY)、Left CoutYard(LCY)あたりがよく使われるところ。他にもHand Roomなど、難易度の厳しいところもあるが、野良のパーティでそこまで奥深く進むことは稀である。
 このうち、RCYとLCYは、PopとPullのタイミングが悪く重なると、入り口周辺より数段強力な4、5匹のMobを相手にしなければならない状況がままあるので、パーティにChanterがいることが好ましい。

 で、自分の場合、その場で初めて顔を合わせるケースがほとんどの野良パーティにおいて、無駄な気苦労を背負いたくないという理由で、EntranceかLeft Moatあたりでのマターリキャンプを好む。もちろん、Meleeの火力が充実しており、なおかつChanterがパーティにいる場合は、反対する理由も見あたらないので、皆の意見に従いRCY、LCYへも向かう。

 駄菓子歌詞、何も考えずに、ただのへらーと殴り続けるだけでレベルをあげてしまったアホMeleeは世に尽きることはないようで、こういった輩は、パーティにクレリックがいてなおかつメンバーがフルになれば、バカの一つ覚えのように「Lets go to RCY(LCY)」と言い始める。彼らの多くはChanterが、なにをしているのかよく理解していないようで、とりあえず、Main Healerがいて、フルパーティになればなんとかなると信じているのだ。
 そしてそのパーティは、たかだか3popをキープすることもできず、一名ないし二名の犠牲者を出しながら、Train to left!とshoutする。

 自分が今まで体験した中から、具体的な例をあげてみよう。

  1. ケース1:編成=Warx2 Rngx1 Mnkx1 Wizx1 Clrx1(自分)
    一見、火力に優れたバランスドパーティに見えるが、実はWarのレベルが43と45、最高レベルはrangerの49。装備がウバーなんてことももちろんない。
    RCYに対し二度の突入を試みるも、致命的な火力不足に加え、何も考えずTauntをとりまくり、無駄にHealを消費させてくれたRangerのおかげで、戦線は幾度となく崩壊。累計八名の死者を出す(含む自分)。もういい加減自分もRezに疲れたので、DLに場所を移さないかと進言したところ、即採用。DLでは順調にEXP Campが進むが、49Rangerがぽつりと一言、「EXPがよくない……」

    って、おまえがゆうな。三回死んだおまえが

  2. ケース2:編成=Meleex4(内訳失念) Drux1 Clrx1(自分)
    ここでも、パーティフルになった時点で、PullerをやっていたWarが「Lets go to LCY」宣言。
    それまでの戦いで、LCYに耐えられる戦力ではないとの判断がついていた。幸いと言うべきか、DruidがSSSのNereさんだったので、LCYについてそうそう、Tellを飛ばす。
    「えーと、Spell gemにEvac入ってます? このパーティ戦力的に厳しそうなんで……」
    と、打ってる最中に、Pullerが5inc、迷わずZone。Nereさん死亡。
    NereさんをRezして、キャンプ再会準備完了。さて、またEntranceでつつましく、EXP Campしましょうかね…… と思った矢先、先のTrainの元凶が、「K back to the LCY」自分、間髪入れず「Noooooooo」

    その後、NereさんからTell、「Gomenne…TT」

    いやぁ、あなたは全く全然なんにも悪くないですよ。

  3. ケース3:編成=Mnkx3 Rngx2 Clrx1(自分)
    (以下略)

まあ、とにかく自分がこれらの体験から得た教訓とは、
「ChanterなしのCYキャンプはかなりの確率で失敗する」
だった。
と、長い前振りだったがここからが本題。

 ある日、いつも通りKCでキャンプしていた。場所はLeft Moat、最初二人から始まったパーティも一人増え二人増え、計四人になったところでBardから予想を裏切らない一言が出る。

「Move to RCY」

 そのときのパーティははWar Rog Brd Clr、Chanterがいない以前に、フルですらない。自分としては論外の編成である。
 もはや自分は、無駄な自信に満ちあふれたMeleeの後をついて行っていた、あのころの自分ではない。幾度となくなめさせられた辛酸と代価に、パーティの戦闘力を正確に見積もる眼とNoといえる強い心を入れたのだ。そう、今こそはっきりと答えよう「ヤダ」と。「ウチらじゃRCYは難しいからダメだと」

Bard「Rcy isn’t hard」
War「We have great mix」
Bard「Why would u say it’s hard?」

なにをしてハードと言うか、か。決まっている。「Chanterがいないからだ」

Bard「*sigh*」
Bard「Why would me need a stupid chanter?」
Bard「I can control 6 mobs at a time if I have to, not many chanters can say that」
Rogue「yeah we have a bard」

 や、確かに、BardがMez songを持っているのは知っている。しかし、それって所詮はSongで、ChanterのMezのように一回かかれば、数分ほったらかしでいいって訳ではあるまい?
 まあ、でも自分がBardのMez songについて無知なのは事実。今までBardのMezでCYキャンプが回った経験はないが、BardのMezが通用せずにCYキャンプが回らなかった経験もない。
 6匹のMobをキープできる、か。よろしい、その自信に満ちあふれた言葉一つ信じてみようじゃないか。また同時に、パーティはさらに二名のMelee classを得てフルパーティになった。よし、行ってみようじゃないか。Chanter抜きでの、RCYキャンプに……

 五分後、4popをキープできず、Train to zone

 ぉぉぉぉぉぉぃ

 6匹キープできるんじゃなかったのかあ?

 などと、言っても仕方ない。うむ。
 それにChanterはいないが、火力に優れたいいパーティだ。3匹までなら、Mezなしでもなんとかこなせるだろう。ほどなく我々はRCYに戻りキャンプを再開した。

 それから、しばらくしてWarがパーティを離脱。同時にLFGのoocが二つ出た。ShamanとChanterだ。グループリーダーである自分はメンバーに聞いてみた。どっち取る?

Bard「Chanter」

おおおおおおおい

本日の教訓:Stupidを連発するような、口の悪いBardの大言壮語を真に受けてはいけない。