You are currently browsing the Supper's Ready blog archives for the day 月曜日, 2月 25th, 2002


ラーメン道楽

 札幌に帰ってから、ラーメンを食い歩いている。元は知り合いのおっさんの鼻をあかす目的で始めた。もうそのおっさんとは会う予定がないので、本来の目的は消失しているのだが、まあ楽しいので続けている。

 今まで行った店一覧。

 らーめんてつや南12条店
 らーめんてつや美園店
 らーめんてつや平岡店
 すみれ
 すみれ 小樽運河食堂内
 純蓮
 山桜桃
 山頭火札幌南一条店
 五丈原本店
 五丈原月寒店
 玄咲
 火の鳥 狸小路一丁目店
 初代一国堂 本店
 初代一国堂 北七条店
 とんこつらーめんあっぱれ亭
 福来軒
 らー麺 ばりや 総本店
 らーめん麺蔵
 らーめん むつみ屋(ヨドバシの近く)
 養源済
 山岡家狸小路店

 ‥‥以上かな? 支店を分けて書いてあるのは、「店が変われば味が変わるのは当たり前」という常識以前の理由から。特に五丈原など顕著で、息子のやっている月寒店は行列が少ないおかげもあってか、本店よりおいしいと思う。
 正直、まともに評価しようとするならば同じ店に最低三回は行かなければならないと思うのだけれど、さすがにそこまでは出来ないので、一回しか行っていない店が多い。
 また「行列が出来た時点で終わり」というのも事実で、有名店で言えば、純蓮とすみれなどはこれにあてはまる。

 で、評価はこんなかんじ。

☆また行きたい、行った店

 てつや南12条店:自分的には札幌で一番おいしい店。空く時間帯での、麺の湯切りは素晴らしい。まるで中華鍋を振るかのごとくのざるさばき。しょうゆが美味しい。小林製麺。

 山桜桃:山頭火ののれん分けの店。札幌の支店と異なり、完成度は高いと思う。佐藤製麺所

 五丈原 月寒店:行列が出来ないというだけで、こうも変わるという好例。それだけが理由ではないが、本店と比して、味はまろやか。ざる揚げをするアンちゃんが、店長以外二人いるのはショックを受けた。とんしおがおいしい。佐藤製麺所。

☆有名店ではあるけれど、個人的にはすすめられない店

 山頭火 南一条店:平日の夕方という絶対混まない時間に行った。予想通り客は自分一人。で、これか? って味。山頭火の支店は東京でも評判が悪いらしいが、札幌の例に漏れないのか。やはし旭川の本店まで行くしかないのか、むむむ‥‥

 純蓮:十年前に食べたここの味噌は、「この世にこんな美味しい食べ物があるのか?」というレベルだったが、今のは単なるしょっぱいラーメン。よほどの事がなければ、スープは全部飲む自分をして、くじけそうになるほどしょっぱい。店主の慢心か? それとも自分の舌の進化か?

 すみれ:味は純蓮をキャッチーに改良したもの‥‥ らしいのだが、とにもかくにもスープが熱すぎて味が分からない。構造上すみれのラーメンはスープを冷ますことは不可能なので、猫舌の人間は舌がやけどしそうな思いをしながら平らげなければならない。ほとんど拷問。どんぶりの底に「感謝」と書いてあるが、まったく感謝どころではないと文句をいいたくなる。

 ちなみに、新横浜ラー博のすみれは、自分の記憶に残っている十年前の純蓮に一番味が近く、スープも適温で食しやすい。なんだかなあ。

 で、今日新たに、「狼スープ」という店に行ってきた。メニューは味噌のみ。さて味は‥‥
 うん、「純蓮が反省したようなラーメン」だった。はっきり言ってウマイ! 最近味噌が不作の札幌においては貴重な存在だと思う。また行きたい店に追加だな、これは。