「世界の艦船」の該当号見本誌が届いたので、読んでみた次第。
特集記事は少ない項数で良くも纏めたと思わせる物で、太平洋戦争における空母決戦の通史本としては、中々良い出来だと思います。ただ本職の記事は、改めて読み返すと南太平洋海戦の方は兎も角、ミッドウェーの方は内容的には特に間違いは無い物の、以前某誌で出した同題材の記事と似通っている部分があるし、文章がおかしい所もあるなどの半端ぶり。現在記事を読み終えて、猛省している次第です。
この件に付き、「世界の艦船」編集部並びに読者の皆様に深く陳謝致します。このようなことが再び起こらないように、以後原稿執筆の際にはより内容の精査に努めるように致しますので、平にご容赦下さいますようお願い申し上げます。
う~ん、大塚さんが謝るものじゃない気がしたけど。そもそものコンセプトがアレじゃないですか?学研ぽい感じで・・・。
岡部さんの記事、練習機がまったく判っていないことの方が気になりました。九五式(陸軍かよ)→九三中練だと思うけど、九〇式って機練のことかな?
謝罪は記事内容が余りお宜しくないことも含めてですので…。
岡部先生の記事にある九〇式は、横須賀工廠製・生産機数約200、という記載から見て、九〇式水上初練ではないかと愚考します。
機練か練戦はそうかと思うけど、水練じゃあ、母艦にほとんど関係ないんじゃ?
九〇式水上初練は通例「九〇式初練」と書かれますから、初等陸練と思われたのかも知れませんね。
当時の初等陸練である三年式を昭和一四~一五年に増産しているのは、正に航空兵力増大への対処でしょうねぇ。