昨年夏に超強行軍日程で実施した米本土遠征の成果とも言うべき本の三冊目である「米陸軍戦闘機」の見本誌が届く。この本は扱う機数が多いだけに、原稿の文字数がある一定数で制限される雑誌では辛い面もあったのだけど(実際に各項の字数も減らしたし、載せるつもりで作った発動機性能表とか、一杯集めた機体マニュアル記載の美味しそうな構造図とか配置図面とかは、スペースの都合で殆ど載せられなかったのですorz)、出来上がった本を改めて見ると、まあ悪くはない出来かなとも思います。
一応本書で掲載できなかった図面とか性能表の一部は、本文の正誤共々ここで出していこうと思っていますので、余り期待せずにお待ち下さい。
取り敢えず大戦時の米陸軍機好きであれば、藤森先生の写真を見るだけでも楽しめる本であると思いますので、本屋で立ち読みの上で御購入を検討していただければ幸いです。
米陸軍戦闘機―連合軍の勝利に大きく寄与した「最優秀戦闘機」誕生への道程 (歴史群像 太平洋戦史シリーズ Vol. 68)