1.75トンのものでなくて1.23トンの砲身が部隊配備されているのは、原型のSKC/13(MPL13砲架)用の新型自緊式砲身を中国大陸で大量に捕獲してそのまま使用したか、日本でそれをコピー生産した結果でしょう、とか書いてみる試験。
資料によって本砲の砲身重量が1.23トンと1.75トンと分かれるのは、当初原型同様のの1.23トンの砲身が部隊交付された後に本砲用に重量1.75トンの分離式砲身を独自開発したけど、1.23トンの砲身が広範囲に使用されて新砲身がほとんど部隊配備されなかったためじゃ無いかなぁ、と個人的には思う次第。
以前から思ってましたが1750㎏は単純に記載ミスでは?
九九式のベースとなったSKCシリーズは、基本的に陸軍向けのSK L/45と同じもの
1750㎏なんていくら調べても出てこない
「九九式の取り扱いに関する説明書」にも別のタイプの存在なんて記載されていませんし
砲架の砲身部部を旋回させる部分(570㎏)を足した重量では?
すみません昭和十九年八月の使用説明に記載ありました。『制式トシテハ身管ハ自由交換式ナルモ整備ノ関係上現在部隊支給ノモノハ自緊砲身ナリ』と・・・・
ですが昭和十四年八月の使用説明には砲身重量1,250㎏とあったので量産型では、20㎏減になります。
そもそも砲身構造が変わっただけで四割(500㎏)も重量が増加するもんでしょうか?
Flak18(自緊)とその後(自由交換)で四割も重量は変わらないと思います。
ども、初めまして。書き込んで頂いたのに愛想無しで済みません。
1.23トンというのは上にも書いた通り原型であるSKC/13用の新型砲身と同重量なので、これをそのまま使ったか、それに準ずる砲身だったんでしょうね。
1.75トンの分離砲身については、確かに単純に分離式へと変更しただけでこれだけ重くなるとは思えませんが、量産を容易にするためより旧式で重量を喰う方式で砲身を設計した可能性もありますので、決してあり得ないことでは無いと思いますけど(SKC/13の旧型砲身は重量2.5トンですし)。
昭和十四年に略フルコピーで3門(1250㎏タイプ)、昭和十六年に量産型の性能試験
開始、実際に生産に入ったのは昭和十七年から、・・・・で生産後期(昭和十九年八月)には1230㎏
昭和十七年~十八年頃の陸軍の制式な書類があればいいのですが・・・・
砲の重量は、どの資料にも6500㎏、だけど砲身重量データだけが違う、
もし1750㎏が本当なら7000㎏の資料が存在しているはずです。
ですが、そんなデータは見た事も聞いた事も無いので1750㎏は間違いだと思ってます。
こちら[ http://www.warships1.com/index_weapons.htm%5Dで、2500㎏とありますが同じHPの図面には、1161㎏と記載されているので明らかに記載ミスです。
大塚さん、しつこくてごめんね ^ ^;
砲身重量2.5トンはあのHPが元にしている資料2点のうち、ホイットレイ先生の本が明記しているデータなんで、単なる記載ミスではないですよ。
SKC/13(MPL13砲架)は、1930年代にWWI以前に遡る旧型砲身を新型のSKC/30が使用しているものと同様の物に変更したという話があるので、私は2.5トンは旧タイプ、SKC/30と同じ1.23トンは新タイプの砲身への換装後の数値と見ています。
…故に彼処の図にある1161㎏は新砲身換装後のデータでは無いかと個人的には思います。SKC/30の1.23トンと合わないのがチト悩むところではありますが。
砲身重量が2500㎏だと砲の重量は7,500~10,000ぐらになりそう
同時期(1913年)の105㎜高射砲並みに・・・