光の国(謎)が見本誌を送ってくれなかったので、野暮用で江戸に赴いた次いでに買ってくる。
丸の別冊は相変わらず厚みの割に安いなぁ、と思いつつ中身を読めば、取り敢えず零戦の特集本としては押さえるべき点は概ね押さえているような気もするし、大戦末期に実戦に参加された当時の搭乗員の方が語る話とか興味深い記事や「トラトラトラ」ロケ風景の実に素敵な写真とか見るべき点は充分にある。ただまあ戦争映画好きなら絶対に納得出来ない「映画の中の零戦」の記事とか、どこかで見たようなCGも載っているという玉石混合の内容であることも又確かで、手放しでお勧めは出来ないなぁ、というのが率直な実感。
とはいえこの値段でこれだけの内容があるのであれば、買っても損はないんじゃないかな、と思ったのも確かであり、零戦好きなら本屋で立ち読みの上、御購入を検討されても良いんじゃないか、と思った次第。