Archive for the ‘ソ連空軍復活の背景’ Category

空軍不振、本当の理由

圧倒的な兵力で侵攻したソ連軍に対して少数で装備も悪いフィンランド軍が善戦健闘したことは戦記読み物の世界ではこの上も無い物語になりますが、諸兄がもしスタフカの参謀であったなら苦戦の報告を受けて開口一番「航空支援はどうなって […]

3月 7, 2008 · BUN · No Comments
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冬戦争のソ連空軍

1936年の赤軍野外教令はソ連軍の機動突破作戦の基礎を築き、それを実施できるだけの軍備増強が開始されます。当時の陸戦理論でも航空優勢は必須の条件ですからソ連の大陸軍が機動突破作戦を行って戦争を短期に終える思想を堅持してい […]

3月 7, 2008 · BUN · No Comments
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ソ連空軍がノモンハンで得た教訓と誤解

ソ連空軍がノモンハン事件以前に九七式戦闘機の大量配備とその実力をよく認識していなかったことは先に書きましたが、前半戦終了後にはすぐにその実力を認め、現行の複葉戦闘機に対する評価を改めます。ソ連空軍がI-15系の複葉戦闘機 […]

3月 7, 2008 · BUN · No Comments
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ノモンハン、日本側の認識

 ソ連空軍がノモンハンで得た「教訓」は前に書いた通りですが、日本側(関東軍参謀本部の報告)はノモンハンの航空戦について 「今次空中戦を観察するに空中戦等は一騎打的単機格闘戦の連続にして空中戦開始直前の接敵下令以外に特別戦 […]

3月 7, 2008 · BUN · 2 Comments
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ノモンハンの日本戦闘機

 緒戦でソ連戦闘機隊の劣勢が確認された後、ソ連空軍は欧州方面からの熟練パイロットの移動と戦術の転換を行います。一旦、ソ連空軍の活動が下火になった数週間の間に急速な戦術転換を実行したのですから大したものです。戦記に書かれて […]

3月 7, 2008 · BUN · No Comments
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ノモンハンでソ連空軍は何を考えたか?

さて、ノモンハンのソ連空軍について眺め始めるとおかしなことに気が付きます。支那事変の戦訓で日本陸海軍航空隊による強力な航空撃滅戦への対策として後方配備を学んだはずのソ連空軍はノモンハンでは支那事変初期と同じ前進配備を実施 […]

3月 7, 2008 · BUN · No Comments
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ソ連空軍内の「戦闘機無用論」

単発複葉の戦闘機よりも双発単葉の爆撃機の方が高速で防御火力も強力、しかも航空戦では「どの方向からも侵入できる」「どんな高度からも侵入できる」攻撃側の爆撃機の方が優位に立つという理屈が戦闘機無用論の本質です。これはドーウェ […]

3月 7, 2008 · BUN · No Comments
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ソ連空軍から見た支那事変航空戦

1937年、支那事変勃発と共にスターリンが送り込んだ空軍関係者はパイロットを含めて総勢4000名弱。支那事変の航空戦は実質的にこの軍事顧問団とロシア人パイロット主導で戦われ、ソ連空軍のドクトリンに沿って作戦が実施されてい […]

3月 7, 2008 · BUN · No Comments
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